アナリスト水田雅展の銘柄分析一覧

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ファーストコーポレーションは反発の動き、24年5月期収益拡大基調

 ファーストコーポレーション<1430>(東証プライム)は造注方式を特徴として分譲マンション建設などを展開するゼネコンである。年商500億円企業の実現に向けて中核事業強化の継続、再開発事業への注力、事業領域拡大による新たな価値創出、人材の確保・育成および働き方改革を推進している。23年5月期(連結決算に移行)は前期非連結業績との比較で小幅増益予想としている。受注残が豊富であり、積極的な事業展開で24年5月期も収益拡大基調だろう。株価は年初来高値圏から5月末の権利落ちも影響して..

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And Doホールディングスは利益確定売り一巡、24年6月期も収益拡大基調

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は住まいのワンストップサービスを展開し、不動産×金融サービスの深化による高収益化を目指す不動産テック企業である。ストック収益を積み上げるフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業、および不動産売買事業を成長強化事業と位置付けて収益の柱としている。なお23年7月に古田敦也氏イメージキャラクター10周年を迎えた。23年6月期はハウス・リースバック事業や不動産売買事業が牽引して大幅増収増益予想としている。さらに2..

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フライトホールディングスは戻り試す、24年3月期大幅増収増益予想

 フライトホールディングス<3753>(東証スタンダード)は電子決済ソリューションを主力としてシステム開発・保守なども展開している。23年10月1日付で子会社を吸収合併し、持株会社から事業会社に経営体制を再編するとともに、商号をフライトソリューションズに変更予定である。24年3月期はマイナンバーカード対応「Incredist Premium Ⅱ」などの拡販を推進して大幅増収増益予想としている。有望案件が目白押しであり、中長期的に収益拡大を期待したい。株価は小動きだが徐々に下値..

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インテリジェントウェイブは調整一巡、23年6月期大幅増収増益予想、24年6月期も収益拡大基調

 インテリジェントウェイブ<4847>(東証プライム)はシステムソリューションを展開している。高度な専門性が要求されるクレジットカード決済のフロント業務関連分野に強みを持ち、決済・金融・セキュリティ分野を含む企業のビジネスリライアビリティを支えるITサービス会社を目指している。7月5日には、アクワイアリング基幹業務サービスのIOASISの一部に、Oracle Cloud infrastructure(OCL)を採用したとリリースしている。23年6月期は大幅増収増益予想としてい..

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カナモトはボックス上放れの動き、23年10月期増収増益予想

 カナモト<9678>(東証プライム)は建設機械レンタルの大手である。成長戦略として国内営業基盤拡充、海外展開、内部オペレーション最適化によるレンタルビジネスの収益力向上を推進するとともに、環境対策機への資産シフトなどサステナビリティを意識した取り組みも強化している。23年10月期は増収増益予想としている。災害復旧・防減災・老朽化インフラ更新など国土強靭化関連工事で需要が堅調であり、レンタル単価適正化なども推進する方針だ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は徐々に水準..

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アルコニックスはモミ合い煮詰まり感、24年3月期利益横ばい予想だが保守的

 アルコニックス<3036>(東証プライム)は商社機能と製造機能を併せ持ち、M&Aも積極活用しながら、非鉄金属の素材・部品・製品の生産から卸売まで全てをONE-STOPで提供する「非鉄金属等の総合ソリューションプロバイダー」である。なお7月1日付で職種統合による新人事制度を導入するとともに、従業員の賃金改定も実施した。24年3月期は増収ながら、人件費増加なども考慮して横ばいにとどまる予想としている。ただし保守的だろう。需要が回復に向かう見込みであり、積極的な事業展開で収益拡大..

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マーケットエンタープライズは上値試す、23年6月期黒字転換予想で24年6月期も収益拡大基調

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、持続可能な社会を実現する最適化商社を目指してネット型リユース事業、メディア事業、モバイル通信事業を展開し、個人向けリユースの成長回帰、中古農機具・建機および「おいくら」の成長加速など成長戦略再構築を推進している。23年6月期は成長に向けた先行投資による費用の増加を吸収して黒字転換予想としている。積極的な事業展開で中期経営計画が順調に進捗し、24年6月期も収益拡大基調だろう。株価は年初来高値圏で堅調だ。週足チャートで見..

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クリナップは上値試す、24年3月期大幅増益予想で低PBRも評価材料

 クリナップ<7955>(東証プライム)はシステムキッチンの大手でシステムバスルームや洗面化粧台も展開している。重点施策として既存事業の需要開拓と低収益からの転換、新規事業による新たな顧客の創造、ESG/SDGs視点での経営基盤強化を掲げている。24年3月期はさらなる拡販や原価低減・生産性向上を推進して大幅増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は戻り高値圏だ。6月の直近安値圏から切り返して5月の年初来高値に接近している。高配当利回りや1倍割れの低PB..

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ベステラは上値試す、24年1月期1Qの受注残高が過去最高で通期黒字転換予想

 ベステラ<1433>(東証プライム)は、製鉄所・発電所・ガスホルダー・石油精製設備など鋼構造プラント設備の解体工事に特化したオンリーワン企業である。解体工事会社としては類のない特許工法・知的財産の保有を強みとしている。24年1月期は大幅増収・黒字転換予想としている。第1四半期は前期に受注した一部の低利益工事が利益押し下げ要因となったが、受注は過去の年単位の受注額を上回り、受注残高も過去最高額となっている。老朽化プラント解体工事の増加などで中期的に事業環境は良好であり、積極的..

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インテージホールディングスは上値試す、24年6月期収益拡大基調

 インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は市場調査事業を主力としてシステムソリューション分野や医薬情報分野にも展開し、さらなる成長と企業価値向上に向けて脱リサーチへの事業拡張など戦略投資を加速させている。23年6月期は営業・経常利益横ばい予想(親会社株主帰属当期純利益は繰延税金資産を計上して2桁増益予想)としている。第3四半期累計の利益進捗率が高水準であり、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。さらに積極的な事業展開で24年6月期も収益拡大基調だろう。株価は年..