アナリスト水田雅展の銘柄分析一覧

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インフォマート、24年12月期大幅増収増益予想、BtoB-PF FOOD事業、BtoB-PF ES事業とも利用企業数が増加

 インフォマート<2492>(東証プライム)は、企業間の商行為を電子化する国内最大級のクラウド型BtoB電子商取引プラットフォーム(飲食業向けを中心とする受発注、全業界を対象とする請求書など)を運営している。24年12月期は大幅増収増益予想としている。BtoB-PF FOOD事業、BtoB-PF ES事業とも利用企業数が増加するほか、第4四半期にはFOOD事業の価格改定効果、サーバーのクラウド移行による原価低減効果も本格寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。..

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ファーストコーポレーション、25年5月期大幅増収増益予想、共同事業収入の大幅増加も寄与

 ファーストコーポレーション<1430>(東証スタンダード)は、造注方式を特徴として分譲マンション建設などを展開するゼネコンである。当面の目標である年商500億円の早期実現と、次のステージとなる年商1000億円へのステップアップに向けて、業容の拡大と利益水準の向上に取り組み、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指すとしている。25年5月期は大幅増収増益予想としている。JR前橋駅北口再開発事業の分譲による共同事業収入の大幅増加も寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調..

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協立情報通信、25年3月期大幅営業・経常増益予想、通信インフラ関連と法人向けモバイルサービスが順調に推移

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は、中堅・中小企業のICT化を支援するソリューション事業、およびドコモショップ運営のモバイル事業を展開し、成長戦略として事業ポートフォリオの再構築、継続収益の拡大、サステナブル経営などを推進している。25年3月期は大幅営業・経常増益予想としている。ソリューション事業は通信インフラ関連、モバイル事業は法人向けサービスが順調に推移する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は戻り高値圏から反落して軟調だったが、調整一巡し..

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トレジャー・ファクトリー、25年2月期大幅増益予想、既存店売上が好調に推移し在庫効率の改善も寄与

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は、総合リユース業態のトレジャーファクトリーや服飾専門リユース業態のトレファクスタイルなどリユースショップを複数業態で全国展開し、成長戦略としてSDGsの推進とともに、生活に密着したリユースの総合プラットフォーム構築を目指している。25年2月期は大幅増収増益予想としている。既存店売上が好調に推移し、在庫効率の改善なども寄与する見込みだ。なお12月9日に発表した24年11月の既存店売上は109.9%と順調だった。積極的な事業..

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アルコニックス、25年3月期大幅増益予想、需要・市況の回復と価格転嫁やコスト改善

 アルコニックス<3036>(東証プライム)は商社機能と製造機能を併せ持ち、M&Aも積極活用しながら、非鉄金属の素材・部品・製品の生産から卸売までをONE-STOPで提供する「非鉄金属等の総合ソリューションプロバイダー」である。25年3月期は大幅増益予想としている。需要・市況の回復に加え、価格転嫁やコスト改善の進展などの効果を見込んでいる。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は急反発して戻り高値圏だ。高配当利回りや1倍割れの低PBRも評価材料であり、利益確定売りをこなし..

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ジェイテック、25年3月期大幅増益予想、テクノロジストに対する需要の高まりが業績を牽引

 ジェイテック<2479>(東証グロース、名証メイン)はテクノロジスト派遣の「技術商社」を標榜し、製造業の開発・設計部門に技術者を派遣する技術職知財リース事業を主力としている。中期目標としてテクノロジスト700名体制早期実現に向けた人材採用・教育の強化、長期目標としてM&Aや新規事業による強固かつ多角的な経営基盤の構築を推進している。25年3月期は大幅増益予想としている。技術職知財リース事業のテクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調..

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日本エンタープライズ、トヨタ自動車東京本社へ交通情報サービス提供開始、株価は上昇トレンドへ

 日本エンタープライズ<4829>(東証スタンダード)は、コンテンツサービスやビジネスサポートサービス等のクリエーション事業、およびシステム開発サービスや業務支援サービス等のソリューション事業を展開している。25年5月期は各事業とも順調に伸長して増収、営業・経常増益予想としている。12月2日には、トヨタ自動車東京本社へのATIS交通情報サービス提供開始を発表した。これを好感する形で株価は急伸し、一気に年初来高値を更新した。目先的には乱高下する可能性もあるが、利益確定売りをこな..

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ASIAN STAR、24年12月期大幅増益予想、販売用不動産の販売好調

 ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は国内と中国で不動産関連事業を展開し、成長戦略として不動産サービス分野の規模拡大、付加価値創造事業分野のアジア展開、企業価値向上に資する戦略的M&Aおよび資本提携、ファンド組成による提携企業との共同投資を推進している。24年12月期は大幅増収増益予想としている。12月6日には販売用不動産の販売を発表した。第4四半期に収益を計上する。積極的な事業展開により通期ベースでの収益改善を期待したい。株価は10月の..

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ソフトクリエイトホールディングスは22年の最高値に接近、25年3月期増収増益予想、さらに上振れ余地

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)はECソリューション事業とITソリューション事業を展開し、成長戦略としてクラウドサービス拡大などを推進している。なお連結子会社visumoが12月26日に東証グロース市場へ新規上場予定である。25年3月期は増収増益予想としている。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも伸長し、人的資本投資による人件費の増加などを吸収する見込みだ。中間期が計画超だったことを勘案すれば、通期予想にも上振れ余地があり、積極的な..

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ケンコーマヨネーズ、25年3月期はタマゴ加工品の売上回復などで大幅増益予想、さらに再上振れ余地

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はサラダ・総菜類、タマゴ加工品、マヨネーズ・ドレッシング類などを展開している。25年3月期から36年3月期までの12年間を対象とする中長期計画では、ビジョンに「サラダ料理で世界一になる」を、経営目標値に最終年度36年3月期のROE8%以上、DOE2.5%以上などを掲げている。25年3月期は大幅増益予想(8月5日付で上方修正)としている。タマゴ加工品の売上回復などを見込んでいる。中間期の利益進捗率が高水準であることを勘案すれば通期..