どう見るこの相場一覧

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【どう見るこの相場】彼岸を迎え、相場観に変化か?~不確実性高まる市場で求められる戦略~

■「暑さ寒さも彼岸まで」は幻想? 「暑さ寒さも彼岸まで」とは、気象上の諺である。さしものの猛暑や残暑も、秋の彼岸頃になれば流石に一巡して過ごしやすくなると教えてくれている。株式相場の方でも、「節分天井彼岸底」のアノマリーが広く流布しているくらいだから、お彼岸が重要な節目になって欲しいとの願望は根強くある。「節分天井彼岸底」は、春のお彼岸のことだが、足元の秋のお彼岸も、9月22日の秋分の日を境に、8月初旬、9月初旬と続いた暴落相場への忌避感を強め、いい加減に正常モードに復帰して..

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【どう見るこの相場】9月相場、配当に注目!高配当利回り銘柄がチャンス到来か

■「ホンダラ行進曲相場」の最終イベントの中間配当権利取りではランク上位銘柄をマーク 株式相場は、まるで「ハナ肇とクレイジーキャッツ」のかつてのヒット曲の『ホンダラ行進曲』のようである。「クレージーキャッツ」も『ホンダラ行進曲』もご存じの投資家は、もう少数派かもしれないが、そのヒット曲の歌詞には「一つ山越しゃホンダラダホイホイ 二つ越してもホンダラダホイホイ、越しても越してもホンダラホダラダホイホイ」とある。この歌詞の「山」を「重要イベント」に置き換えるとまさに現下の株式マーケ..

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【どう見るこの相場】震源地不明のマーケット、投資家は「金」に走る?日銀・FRBの思惑と政情不安で株価の行方は?

■「二日新甫」の9月相場はアップサイドでもダウンサイドでも金関連株になお「ラストリゾート」余地 どれが本震でどれが余震か、本震はこれからなのか、株価変動エネルギーは出尽くしたのか、余震はなお長引くのかなどはなはだ不透明である。8月5日に日経平均株価が、過去最大の下落幅となり、翌6日には過去最大の上昇幅となった大激震は、およそ2週間が経たものの、日中値幅は、朝高後の引け安、朝安後の引け高などとなお上に下にと揺り戻しが続いており、振り回されているからだ。 何といっても、震源地がは..

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【どう見るこの相場】「植田ショック」のリベンジ相場は基本は業績上方修正でフルとダブルのセット銘柄

■急激な政策転換で株価下落・円高進行、経営者マインドにも変化の兆し まさに「植田ショック」である。日本銀行は、前週30日、31日に開催した金融政策会合で0%~0.1%の政策金利を0.25%に引き上げ、国債買い入れ額を3兆円に半減する金融政策正常化策を決めた。会合後の記者会見で、同決定の経済への影響を問われた同総裁は、「実質金利で考えれば非常に深いマイナスで強いブレーキが景気等にかかるとは考えていない」と答えた。この発言は、相場セオリーの「水準より変化率」を何ら考慮していなかっ..

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【どう見るこの相場】NY離れはNY回帰か?!不確定相場では順張り、逆張りの二刀流スタンスに活路

■ニューヨーク市場との関係性が変化?東京市場の投資戦略は二転三転 東京市場は、米国のニューヨーク(NY)市場のコピー相場といわれ続けてきた。「NYが咳をすれば東京は風邪を引く」といわれるほど、NY市場の動向に敏感に影響されてきた。NYが高ければ東証はツレ高し、NYが安ければ東京はツレ安し、NYのハイテク株高は東京にも波及し、景気敏感株有利ならばハイテク株売り・景気敏感株買いを強めた。ところが、このところ足元のコピー相場が、逆転写とはいわないまでもやや方向感が違うことがしばしば..

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【どう見るこの相場】「確トラ」に「もしハリス」が激突の「もう一難」相場では足元重視の猛暑関連株にもう一つの夏相場を期待

■予想可能性相場は意外とロングランとなる可能性も 「一難去ってまた一難」である。前週7月第3週は散々であった。日経平均株価もダウ工業株30種平均(NYダウ)も、ともに今年最大の下げ幅などと乱高下し振り回された。日経平均株価もNYダウもともに4万円、4万ドルの史上最高値にいるのだから高値で強弱感が拮抗するのは当然の株価メカニズムではある。しかしこの乱高をもっとややこしくしているのが、「確トラ」となれば話は別となる。 米国の大統領選挙は、6月27日に行われた第1回目のテレビ討論会..

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【どう見るこの相場】スパン2年の株価予見性では社名変更の割安株に「第2のレゾナック」の可能性

■サマーラリー目前!投資家は今こそ2年スパンで考えるべき 「株価は半年先を予測する」といわれる。株価の予見性である。生成AI(人工知能)ブームの先行きも金融当局の金融政策も地政学リスクも、これからスタートする決算発表も、さらには米国の大統領選挙の動向までも織り込んで現在只今の株価が形成されており、日経平均株価は4万円、ニューヨークダウ工業株30種平均(NYダウ)は4万ドルとともに史上最高値まで買い進まれた。ただたまには、予見性の想定外の事態に巻き込まれることがある。 3連休前..

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【どう見るこの相場】日経平均もTOPIXも最高値更新目前!バリュー株で全員勝ち組化へ

■究極のバリュー株に注目!PBR1倍割れ、PER市場平均下回り、配当利回り3%超の銘柄が多数存在 「理屈は後から貨車でくる」ムードとなってきた。前週末5日は、連騰疲れで一服したものの、日経平均株価は3カ月半ぶりに史上最高値を更新し、TOPIX(東証株価指数)も1989年12月18日につけた上場来高値を34年7カ月ぶりに更新した。相場も、カラ梅雨模様の猛暑続きの天気と同様に早くもサマーラリーに拍車が掛かっているからだ。「八百屋の店先に並んだ大根以外はすべてカブは買い」と無差別買..

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【どう見るこの相場】歴史的な円安・ドル高はセオリー通りに金利敏感株などになお緊急避難の対応余地

■メガバンク株:政策金利引き上げで利ザヤ拡大 決め打ちしていいのか大いに悩ましい。メガバンク株への追随買いである。メガバンク3行の株価は、前週末28日にほぼ高値引けで揃って年初来高値を更新した。三菱UFJフィナンシャルグループ<8306>(東証プライム)に至っては、金融庁から業績処分を受けた日を踏み台にかえって弾みをつけて12%超も急伸し、2006年5月以来、約18年ぶりの高値に躍り出た。ただ3行とも、1週間にもわたっての棒上げである。週明けは、月が替わり7月相場である。上昇..

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【どう見るこの相場】株主優待制度新設:東証グロース新興企業が牽引、節税・販促効果も

■サプライズ優待がもたらす、株主還元策の新たな潮流 「恐れ入りました」と脱帽する以外にない。株価インパクトの強烈さにである。ストップ高銘柄が3連発したからだ。先鋒は、今年6月8日のクラダシ<5884>(東証グロース)で、次鋒が19日のストレ-ジ王<2997>(東証グロース)、続いて殿とするか三将とするかまだストップ高銘柄が続く可能性もあり迷うが、3番目は6月20日のメディア工房<3815>(東証グロース)である。ストップ高のカタリスト(株価材料)は、共通して株主優待制度の新設..