【どう見るこの相場】彼岸を迎え、相場観に変化か?~不確実性高まる市場で求められる戦略~
■「暑さ寒さも彼岸まで」は幻想? 「暑さ寒さも彼岸まで」とは、気象上の諺である。さしものの猛暑や残暑も、秋の彼岸頃になれば流石に一巡して過ごしやすくなると教えてくれている。株式相場の方でも、「節分天井彼岸底」のアノマリーが広く流布しているくらいだから、お彼岸が重要な節目になって欲しいとの願望は根強くある。「節分天井彼岸底」は、春のお彼岸のことだが、足元の秋のお彼岸も、9月22日の秋分の日を境に、8月初旬、9月初旬と続いた暴落相場への忌避感を強め、いい加減に正常モードに復帰して..