どう見るこの株一覧

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【どう見るこの株】弘電社は業績再上方修正、再増配を見直して内需系バリュー株買いが再燃

 弘電社<1948>(東証スタンダード)は、前日17日に69円高の2069円と反発して引け、今年2月4日につけた株式分割の権利落ち後高値2348円を再び意識する動きを強めた。同社株は、今年1月31日に今2025年3月期業績の2回目の上方修正、同3月13日には今期配当の2回目の増配と自己株式立会外買付取引をそれぞれ発表しており、これを見直して内需系のバリュー株買いが再燃した。テクニカル的にもこの3週間、2000円台を出没して下値を確認してきたが、煮詰まり感を強めているとして上放..

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【どう見るこの株】WOLVES HANDは2Q営業利益の実質増益を見直し割安株買いが再燃

 WOLVES HAND<194A>(東証グロース)は、前日18日に13円高の785円と反発して引けた。同社株は、今年2月14日に発表した今2025年6月期第2四半期(2024年7月~12月期、2Q)累計業績が、連続増収ながら利益が減益転換して着地したことから目先の利益を確定する売り物が続いた。ただこの減益転換は、一時的な費用の計上に伴うもので、この費用を除いた営業利益は、実質で前年同期比5.3%の増益となるとして見直され、割安修正買いが再燃した。ヒストリカル的にも足元の株価..

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【どう見るこの株】ポート、人材・エネルギー好調で3Q連続2ケタ増益、4Qは最需要期で更なる飛躍期待

■4Q最需要期業績の先取りがオンして下値限定的 ポート<7047>(東証グロース)は、前日17日に51円安の1902円と反落して引けた。前日に約4カ月ぶりに2000円の大台を回復したことから目先の利益を確定する売り物や戻り売りが先行した。ただ下値は、下ヒゲを伸ばして25日移動線で確かめるなど限定的で、今年2月13日に発表した今2025年3月期第3四半期(2024年4月~12月期、3Q)業績の2ケタ増益着地や、第4四半期(2025年1月~3月期、4Q)業績が最大の需要期となり、..

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【どう見るこの株】JエンジンはPER8倍と売られ過ぎ示唆、下値は押し目買いのチャンス

■アンモニア燃料船人気に業績再上方修正・再増配がオンしてバリュー株買いが交錯 ジャパンエンジンコーポレーション(Jエンジン)<6016>(東証スタンダード)は、前日13日に405円安の4000円と5営業日ぶりに急反落して引けた。同社株は、今年1月9日にアンモニア燃料エンジンへの補助金事業への採択、10日の日本郵船<9101>(東証プライム)のアンモニア燃料船の定期傭船契約締結などを手掛かりに株価が上ぶれ、株式分割(1株を3株に分割)の権利落ち後高値44875円まで急伸した。続..

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【どう見るこの株】名糖産業は業績再々上方修正・再増配などフルセット材料を手掛かりに押し目買いチャンス

 名糖産業<2207>(東証プライム)は、前日12日に52円安の2000円と反落して引けた。同社株は、休日前の10日後場取引時間中に今2025年3月期第3四半期(2024年4月~12月期、3Q)決算の開示とともに、今期通期業績の再々上方修正と再増配、株主優待制度の拡充、商号(社名)変更などのフルセットの好材料を発表し、昨年来高値2145円まで急伸しており、目先の利益を確定する売り物に押された。ただ、再々上方修正では純利益が、18年ぶりに過去最高を大幅に更新し、再増配では、来期..

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【どう見るこの株】鳥居薬品は研究開発費控除前営業利益の連続増益と花粉症舌下錠続伸を手掛かりに突っ込み買い一法

 鳥居薬品<4551>(東証プライム)は、休日前の10日に855円安の4175円と3営業日ぶりに急反落して引け、東証プライム市場の値下がり率ランキングのワーストワンとなった。同社株は、前週末7日に12月期決算を発表し、前12月期業績は、期中の2回の上方修正通りに大幅増益転換して着地したが、今12月期業績は、減益転換を予想し市場コンセンサスを大きく下回ったことからポジション調整売りが増勢となった。ただこの今期の減益転換業績は、研究開発を積極化することを一つの要因としており、今期..

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冨士ダイス、25年3月期減益予想だが下期回復期待、低PBRや高配当が評価材料、上放れに期待

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は超硬合金製耐摩耗工具(工具・金型)のトップメーカーで、成長戦略として経営基盤強化、生産性向上・業務効率化、海外事業の飛躍、脱炭素・循環型社会への貢献、新事業確立に取り組んでいる。なお1月23日~29日にインドで開催されるIMTEX2025(インド工作機械展)に出展する。25年3月期は売上高が期初計画を下回るほか、原材料費高騰や人的資本投資拡充の影響で減益予想としているが、下期回復を期待したい。株価は上値が重く小幅レンジでモミ合う形だが..

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【どう見るこの株】プリントネットは九州第二工場建設を手掛かりに増益転換業績を見直す

■新工場建設で生産能力増強、ファブレス需要を取り込み成長へ プリントネット<7805>(東証スタンダード)は、前日16日に1円高の594円と小反発して引け、取引時間中には613円と買われる場面があり、4月15につけた年初来安値582円に並ぶ安値水準からの底上げを鮮明化させた。同社株は、今年12月13日に九州第二工場の建設を発表しており、成長可能性が高まるとして今2025年8月期の増益転換予想業績を見直し売られ過ぎ修正買いが再燃した。テクニカル的にも25日移動平均線を上値抵抗線..

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【どう見るこの株】テクノフレックスは小反落も期末配当権利取りの押し目買いを3Q好決算が支援

 テクノフレックス<3449>(東証スタンダード)は、前日10日に3円安の1115円と3営業日ぶりに小反落して引けた。4月11日につけた年初来高値1195円に肉薄してきただけに、目先の利益を確定する売り物に押された。ただ5日移動平均線はキープしており、12月期期末接近とともに同社の年間54円と高水準を維持している今期配当の権利取りの押し目買いも交錯した。今年11月13日に発表した今2024年12月期第3四半期(2024年1月~9月期、3Q)の大幅増収増益転換業績もサポート材料..

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【どう見るこの株】日阪製は純利益再上方修正に自己株式立会外買付取引がオンして3連騰

 日阪製作所<6247>(東証プライム)は、前日9日に25円高の1061円と3営業日続伸して引け、9月20日につけた年初来高値1142円を視界に捉えた。同社株は、今年11月29日に今2025年3月期の純利益の再上方修正を発表しており、これに加えて12月5日には自己株式立会外買付取引を実施しており、この相乗効果でバリュー株買いが増勢となった。テクニカル的にも、足元で5日移動平均線が25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、フ..