どう見るこの株一覧

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【どう見るこの株】イタミアートは続落も連続増益業績を手掛かりに売られ過ぎ修正期待の押し目買いも交錯

■EC強化と新商品計画で業績続伸 イタミアート<168A>(東証グロース)は、前日15日に2円安の1460円と4営業日続落して引けた。イランによるイスラエルへの報復攻撃で地政学リスク懸念が高まり、日経平均株価が、290円安と反落し、東証グロース市場指数も0.78%安と4営業日続落したことから同社株にも持ち高調整の売り物が続いた。ただ取引時間中には1410円と売られ、今年12日につけた上場来安値1462円を下抜いたが、同安値から50円幅小戻して引けた。同社株は、今年4月8日に公..

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【どう見るこの株】フライトソリューションズは前日比変わらずも業績下方修正を最新モデル発表などでリカバーして煮詰まる

 フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)は、前日11日に3営業連続の前日比変わらずの310円で引けた。同社株は、今年2月13日に目下集計中の2024年3月期業績の下方修正・赤字転換を発表して年初来安値299円まで売られたが、下方修正が、予定していた受注の次期ずれ込みなどを要因としているほか、主力製品の積極的な拡販も予定し、4月3日にはマルチ決済装置「Incredist」シリーズの最新モデル「PremiumⅢ」も発表しており、業績リカバリーを強めるとしてやや底..

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建設技術研究所は目先的な売り一巡、24年12月期減収減益予想だが保守的

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタントの大手である。成長戦略として、グローバルインフラソリューショングループとしての飛躍を目指すとともに、インフラ整備を通じた「サステナビリティ」の実現にも取り組んでいる。23年12月期の連結業績(不適切な原価管理に関する社内調査のために遅れていたが3月26日に発表、不適切な原価管理の影響は軽微)は受注が好調に推移して大幅増収増益だった。24年12月期は不透明感や人件費増加などを考慮して減収減益予想としている。ただ..

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【どう見るこの株】G-FACTORYは赤字業績が続くが先行投資の収穫期入りを期待

■ダブルボトム形成を示唆し、下値不安後退 G-FACTORY<3474>(東証グロース)は、2月15日につけた年初来安値322円からの底上げ幅を拡大させている。今2024年12月期業績は、前期に続く赤字が予想されているが、大型店舗出店や海外展開、業容拡大にともなう採用拡大・人件費増など先行投資負担によるもので、赤字幅自体も縮小が見込まれていることから、先行投資の収穫期入りを期待して売られ過ぎ修正買いが再燃した。テクニカル的にも前期の四半期決算の発表のたびに下値を探り、昨年11..

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【どう見るこの株】ReYuuは1Q赤字業績を織り込み商号変更のビジネスモデル転換を再評価

■戻り高値奪回へのリバウンドに期待 ReYuu Japan<9425>(東証スタンダード)は、前日21日に1円高の457円と小幅ながら3営業日続伸して引け、今年1月4日につけた年初来安値411円に並ぶ安値水準から上値を窺う動きを強めた。同社株は、今年2月1日に商号を従来の「日本テレホン」から「ReYuu Japan」に変更し、携帯電話の販売代理店からリユースモバイルやリユースパソコンを販売する業態に名実ともにビジネスモデル転換をした。この商号変更後の初決算となる今2024年1..

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【どう見るこの株】サイエンスアーツは「Buddycom」導入拡大に生成AI関連株人気が底流して下値抵抗力を示す

■「バディコム」の無償提供とAI連携で注目 サイエンスアーツ<4412>(東証グロース)は、前日13日に18円安の628円と反落して引けた。東証グロース市場指数が、1.58%安と反落したことから、3月5日に年初来高値745円まで買われていた同社株に利益確定売りが出た。ただ25日移動平均線を前に下値抵抗力も示しており、同社のデスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」が、総務省の要請・協力により能登半島地震の災害対策関係..

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【どう見るこの株】NaITOは前期業績の下方修正を織り込み有配極低位株の底値打診買いが膨らむ

■業績修正を乗り越えて再浮上の兆し NaITO<7624>(東証スタンダード)は、今年3月5日につけた配当権利落ち後安値135円からの底放れを窺っている。日経平均株価が868円安と急反落し、東証スタンダード市場指数も2.01%安と3営業日続落して市場全般が調整色を強めるなか、同社株は、今年2月7日に目下集計中の2024年2月期業績の下方修正を発表して株価が下ぶれダメ押しをするなど早くから下値調整を続けており、日柄的にも値幅的にも調整は最終局面で、業績下方修正も織り込み済みとし..

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【どう見るこの株】サンデーは反落も天候不順を織り込み種まき・園芸シーズン入りに期待して押し目買い交錯

 サンデー<7450>(東証スタンダード)は、前日6日に9円安の1270円と4営業日ぶりに反落して引けた。日経平均株価が小幅続落したことから、今年1月10日につけた直近高値1285円に肉薄していた同社株にも目先の利益を確定する売り物が出た。ただ同社が今年1月11日に発表した今2024年2月期第3四半期(2023年3月~11月期、3Q)業績が、天候不順の影響で苦戦し株価もこの1200円台で三角保ち合いを続けていることから、春到来の種まき・園芸シーズン入りによりリカバリーが期待で..

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【どう見るこの株】光・彩は一時分割権利落ち後高値を更新、業績上方修正でV字回復を鮮明化させ増配

 光・彩<7878>(東証スタンダード)は、前日5日に55円高の2883円と3営業日続伸して引け、取引時間中には3200円まで上値を伸ばし昨年12月11日につけた株式分割の権利落ち後高値3115円を更新した。前日5日11時30分に目下集計中の2024年1月期業績の上方修正と増配を発表し、業績のV字回復を鮮明化させたことが買い手掛かりとなった。テクニカル的にも分割権利落ち後安値からのリバウンドで5日移動平均線が25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇..

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【どう見るこの株】フジコピアンは反落も黒字転換・増配予想を手掛かりに下値抵抗力

■株価は割安、高付加価値製品で成長狙う フジコピアン<7957>(東証スタンダード)は、前日21日に11円安の1504円と2日間の変わらずを挟み3営業日ぶりに反落して引けた。日経平均株価が、101円安と3日続落し、東証スタンダード市場指数も、0.19%安と続落したことから、今年2月14日につけた昨年来安値に並ぶ1494円からの底上げ途上にある同社株も、目先の利益を確定する売り物に押された。ただ1500円台下位では、下値抵抗力を示し下げ渋る動きもみせた。今年2月14日に発表した..