「2025年10月」一覧
三井住友建設、採卵鶏ふん活用の無排水型バイオガスプラント実証運転を開始
■高窒素原料の新処理技術で再生エネルギー創出、養鶏業の経営支援へ 三井住友建設<1821>(東証プライム)は10月29日、採卵鶏ふんを活用した無排水型バイオガスプラントの実証運転を開始したと発表した。環境省が進める「地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業」の一環で、令和4年度から「採卵鶏ふんを単一原料としたエネルギー回収技術の開発」に取り組んでいる。従来は処理困難だった高窒素原料の採卵鶏ふんから再生可能エネルギーを創出し、商用化を視野に安定した窒素除去..
シリウスビジョン、業界初10ミクロン検査機「S―Comet」開発、AIで目視検査ゼロへ
■独自AI「Sirius―AIS」で自動補正と欠陥検出を統合 シリウスビジョン<6276>(東証スタンダード)は10月29日、電子基板の外観品質画像検査機「S―Comet(エスコメット)」シリーズを開発したと発表した。卓上型でありながら10ミクロンオーダーの高精細検査を実現する業界初の小型機で、AIによる自動判定機能を備え、従来の目視検査を不要にする「目視検査ゼロ」の完全自動化を目指す。同シリーズは、A4サイズ対応の標準モデル「S―Comet」と、用途や環境に応じたカスタマイ..
42620 G-ニフティライフ 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
42620 G-ニフティライフ
42620 G-ニフティライフ 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算説明資料
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アスクル、10月度売上高98.2%に減少、ランサムウェア影響で一部受注停止
■主力事業の伸長率が前期比マイナス圏に転じ、顧客単価はプラス維持 アスクル<2678>(東証プライム)は10月29日、2026年5月期10月度(9月21日〜10月20日)の月次業績を発表した。単体売上高は前年同月比マイナス1.8%、主力のASKUL事業の伸長率はマイナス1.5%となった。平日が1日多く土曜が1日少ないため、稼働日修正後の同事業伸長率はマイナス4.0%と推定される。LOHACO事業の伸長率はマイナス4.8%にとどまった。6月以降の単体売上高は前年を上回って推移し..
NEC、上期営業利益2.7倍の1185億円、官公庁・防衛関連が牽引
■米CSG社を約4417億円で買収へ、北米通信ソフト事業を拡大 NEC<6701>(東証プライム)は10月29日、2026年3月期第2四半期(4~9月期)の連結決算を発表した。売上収益は前年同期比5.6%増の1兆5697億円、営業利益は1185億7000万円で2.7倍となった。親会社株主に帰属する中間利益は728億円(同4.4倍)に拡大した。官公庁案件を中心とするITサービス事業が好調で、DX支援サービス「ブルーステラ」の採用拡大も収益性を押し上げた。社会インフラ事業では航空..
住友商事、SCSKへのTOBを発表、完全子会社化で非公開化へ
■SCインベストメンツ・マネジメントを通じて実施、上場廃止の可能性も 住友商事<8053>(東証プライム)は10月29日、完全子会社のSCインベストメンツ・マネジメントを通じ、SCSK<9719>(東証プライム)の普通株式および新株予約権を対象とする公開買付けを開始すると発表した。買付価格は1株当たり5700円、前営業日終値比約33.9%のプレミアムを設定し、住友商事が保有する50.54%分を除く株式の取得を目指す。買付予定数の下限を5034万7400株(議決権比率16.1%..