2025年10月一覧

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レナサイエンス、サウジアラビア医療研究機関と基本合意、医療AI・長寿臨床で連携強化

■キング・アブドラ国際医療研究センターと研究・事業化で協力 レナサイエンス<4889>(東証グロース)は10月6日、サウジアラビアの公的医療研究機関「キング・アブドラ国際医療研究センター(KAIMRC)」との間で、PAI-1阻害薬RS5614の臨床開発や老化関連疾患への応用、さらに長寿臨床試験「XPRIZE Healthspan」への共同参加、人工知能医療機器開発などに関する基本合意書を締結したと発表した。同センターはサウジのバイオ・医療分野を支える中核機関であり、今回の連携..

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カイオム、アルフレッサ・キッズウェルとバイオシミラー共同開発で基本合意

■品目別の費用・収益配分を基本契約で明確化、細胞株構築対価の受領も決定 カイオム・バイオサイエンス<4583>(東証グロース)は10月6日、アルフレッサ ホールディングス<2784>(東証プライム)およびキッズウェル・バイオ<4584>(東証グロース)と、新規バイオ後続品(バイオシミラー)開発に関する基本合意書と、個別製品の共同開発に係る基本契約書を締結したと発表した。基本合意書は新規バイオシミラーの開発・事業化に向けた提携の業務範囲や枠組みを定め、以後の開発はこれに沿って進..

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ジー・スリーホールディングス、系統用蓄電事業に参入、熊本に蓄電所を取得

■再生エネ拡大の課題に蓄電池で対応、電力需給安定化へ ジー・スリーホールディングス<3647>(東証スタンダード)は10月6日、野村屋ホールディングスから系統用蓄電所の事業用地、設備及び電力接続権を取得し、系統用蓄電事業に参入することを発表した。背景には、再生可能エネルギー導入拡大に伴う電力需給バランスの課題がある。第7次エネルギー基本計画で再エネ比率40~50%が示される一方、出力変動や余剰電力による出力抑制の増加が顕在化している。系統用蓄電池はこうした課題の解決策として需..

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ジーイエット、アドエルムの子会社化に基本合意、鉱物ミネラルの次世代繊維に着目

■医療・睡眠・スポーツ分野への応用展開視野に、成長領域へ布石 ジーイエット<7603>(東証スタンダード)は10月6日、AddElm TECHNOLOGYの子会社化に向けた基本合意書を締結したと発表した。アパレル事業の収益改善と新規事業の両立による成長を掲げる中、独自の次世代機能性繊維技術を有するアドエルムをグループに迎えることで、革新的な製品開発および異業種展開の加速を図る。アドエルムは鉱物ミネラルを活用した繊維設計技術と人体側アウトカムに基づく評価体系を構築し、世界的な展..

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エスクロー・エージェント・ジャパンと京葉銀行が業務提携、相続戸籍収集を代行

■戸籍収集・相関図作成を代行、金融機関と顧客の負担を軽減 エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>(東証プライム)の完全子会社、エスクロー・エージェント・ジャパン信託は10月6日、京葉銀行<8544>(東証プライム)と業務提携し、相続手続きに関わる戸籍収集および相続関係説明図の作成を代行するサービスを開始したと発表した。これは、京葉銀行の相続関連サービスを利用する顧客を対象に、推定相続人や被相続人の関係特定に必要な書類の収集作業を支援するもので、多忙な現役世代や高齢者に..

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京写、26年3月期は大幅増益予想、国内の適正価格化と生産性向上策が寄与

 京写<6837>(東証スタンダード)はプリント配線板の大手メーカーである。成長に向けて6つの重点戦略(グローバル生産・販売戦略、企業間連携戦略、効率化戦略、技術戦略、財務戦略、人財戦略)を推進し、独自のスクリーン印刷技術を活用したグローバルニッチトップメーカーを目指している。26年3月期は大幅増益予想としている。国内において販売価格適正化や生産性向上を推進するほか、インドネシア拠点に新規生産ラインを導入して収益拡大を図る。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は8月の..

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日本エム・ディ・エム、27年3月期の収益回復を視野に、新製品導入と自社製造能力の強化を推進

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。26年3月期は米国における一部製品の供給制約の影響などで減益予想(9月5日付で下方修正)としたが、新製品投入による顧客基盤拡大、自社製造能力強化に伴う原価低減、調達先との関係強化によるサプライチェーン上のリスク低減、販管費..