セコムグループのパスコ、輪島沖で国内初の複合観測型フローティングライダー導入、洋上風力と漁業の両立へ
■風況と魚群を同時観測、洋上風力発電の事業判断と合意形成を支援 セコム<9735>(東証プライム)グループのパスコは10月8日、風況と魚群の同時観測を可能にした国内初の浮体式観測装置「フローティングライダー」を導入し、石川県輪島市沖で調査を開始したと発表した。洋上風力発電の導入検討に必要な風況観測と海中生態調査を一体化し、事業者の意思決定や漁業関係者との合意形成を支援する狙いがある。装置はブイ型浮体にドップラーライダーや魚群探査装置などを搭載し、風速・風向・潮流・魚群データを..