2025年10月一覧

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坪田ラボ、ドライアイ治療薬「TLM-001」Phase2a移行マイルストーンを達成

■MGD治療薬の開発進展、臨床第2相a試験へ移行 坪田ラボ<4890>(東証グロース)は10月9日、マイボーム腺機能不全(MGD)を伴うドライアイ治療薬「TLM-001」について、マルホとのライセンス契約に基づきPhase2a試験への移行マイルストーンを達成し、条件に応じた受領を行ったと発表した。世界的に拡大するドライアイ市場において、新規作用機序を有する初の治療法創出に向けた重要な進展であり、同社の開発加速と成長戦略における節目と位置づける。 MGDは涙液油層の不安定化によ..

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ニッケ、カコテクノスとサンテックを子会社化、社会インフラ分野を強化

■製造技術の共有で高品質・高機能製品を安定供給 ニッケ(日本毛織)<3201>(東証プライム)は10月9日、カコテクノスおよびそのグループ会社サンテックの全株式を取得し、連結子会社化すると発表した。両社の製造技術・ノウハウを統合し、社会インフラ分野を中心に高品質・高機能製品の安定供給体制を強化する。 同社は中長期ビジョン「RN(リニューアル・ニッケ)130ビジョン第3次中期経営計画」で、産業機材事業本部の成長戦略としてFA・機械装置を含む自動車関連分野の収益拡大を掲げている。..

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富士山マガジンサービス、東証グロースに続き名証メイン市場への重複上場が承認

■10月16日に上場予定、地縁重視の中京圏でブランド認知を強化 富士山マガジンサービス<3138>(東証グロース)は10月9日、名古屋証券取引所メイン市場への上場が承認されたと発表した。上場予定日は10月16日であり、これにより東京証券取引所グロース市場との重複上場となる。同社は今回の重複上場を通じ、個人投資家層との接点を拡大し、企業価値の向上を図るとしている。 名証メイン市場への上場目的について、同社は「個人投資家を重視する市場への上場を通じて認知度を高め、持続的な対話機会..

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シダー、東証スタンダードに続き名証メイン市場への重複上場が承認

■個人投資家との対話機会を拡充し企業価値向上へ シダー<2435>(東証スタンダード)は10月9日、名古屋証券取引所メイン市場への重複上場承認を受けたと発表した。これにより同社株式は、東京証券取引所スタンダード市場に加え、10月16日付で名古屋証券取引所メイン市場にも上場する。両市場への重複上場は、投資家層の拡大と企業価値向上を目的とする取り組みの一環である。 同社は現在、ガバナンス強化と企業価値向上を柱に経営基盤の充実を進めており、積極的なIR活動を通じて事業内容や成長戦略..

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グリーンエナジー&カンパニー、京都府で「福知山土師蓄電所」を設立、全国蓄電網構築を加速

■霧島・印西に続き関西エリアへ展開、出力1,999MW・容量8,000MWhの蓄電所新設 グリーンエナジー&カンパニー<1436>(東証グロース)は10月9日、再生可能エネルギーの安定供給と有効活用を目的に、京都府福知山市で「合同会社福知山土師蓄電所」を設立したと発表した。同社が出資・運営する新会社は、系統用蓄電池を活用した電力安定化事業を担い、霧島蓄電所(九州)および印西蓄電所(関東)に続く国内3拠点目の施設となる。定格出力は1,999MW、定格容量は8,000MWhで、電..

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And Doホールディングス、事業ポートフォリオを再構築して26年6月期増益予想

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は、不動産×金融サービスの進化による高収益化を目指す不動産テック(不動産×IT)企業である。成長性・収益性の高い事業に経営資源を集中するため26年6月期より事業ポートフォリオを再構築し、成長強化事業を「ハウスドゥ」のフランチャイズ事業、不動産売買事業、金融(リバースモーゲージ保証)事業とする。26年6月期は増益予想としている。ハウス・リースバック事業縮小と不動産売買事業強化のためのウエイトシフト期間と位置づけ、下期偏重..

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イノベーションホールディングス、転貸借物件数が増加基調で26年3月期は上振れ期待高まる

 イノベーションホールディングス<3484>(東証プライム)は、飲食業の小規模事業者を中心とする出店希望者向けに居抜き店舗を転貸借する店舗転貸借事業を主力としている。転貸借物件数の増加に伴って賃料収益を積み上げるストック型ビジネスであり、旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に対応するため積極的な人材育成と仕入を継続している。26年3月期は増収増益予想としている。転貸借物件数が順調に増加して人件費等の増加を吸収する見込みだ。第1四半期の進捗率が高水準だったことを勘案すれば通期..