2025年09月一覧

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【株式市場特集】一寸先の不確実性は金価格関連株と証券株で「光」期待のアプローチも一法

■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる 日本取引所グループ<8697>は9月24日、今3月期業績の上方修正と増配を発表した。背景には日経平均株価の最高値追いに伴う売買代金の増加があり、証券株全体の業績拡大期待が高まっている。一方、ニューヨーク金先物価格は9月22日に1トロオンス=3883.2ドルと最高値を更新し、FRBの利下げや地政学リスクを受けて安全資産需要が強まった。投資家は金関連株と証券株を「一寸先は光」のディフェンシブ銘柄として注視している。■主軸の産金株に..

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【どう見るこの相場】政局変動と日経平均の乱高下:トランプ・ディールと総裁選が相場に臨機応変策を要求

■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続 「一寸先」は、不確実で予測が難しい。「一寸先は闇」でもあるし「一寸先は光」であることもある。これは政界でも株界でも変わらない。つい最近の政界でも、石破茂首相が、参議院選挙で過半数割れとなって自民党内で退陣要求が強まって「一寸先は闇」となった途端に、内閣支持率が上昇する「一寸先は光」となり、臨時総裁選挙を実施するかどうか党内意思を確認する手続き中に石破首相が辞任を表明して、またまた「一寸先は闇」と暗転して、目下、5人の..

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【主なニュース&材料】金価格上昇・証券株業績上振れ・資本提携・設備投資・暗号資産・生成AI――企業価値向上へ

■外国人雇用動向・新商品開発・指数採用対策・人材参画・障がい者雇用・投資家対話・株式市場特集:金先物最高値更新で産金・リサイクル関連に資金シフト、証券株は売買代金増で業績期待が強い。・相場コラム:政局変動と米国政治リスクを織り込みつつ、日経平均は急反発で高値追い期待が残る。・SBIホールディングス<8473>(東証プライム)/SBI証券:国内初の個人向けPE投資商品を公募型STで提供開始へ。分散投資と小口化で参加障壁を低減。・セブン銀行<8410>(東証プライム):伊藤忠商事..

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SBI証券、国内初の個人向けPE投資商品を発表、ブロックチェーン活用で非上場株投資に新機軸

■PEファンド投資をセキュリティ・トークン化、公募型スキームで展開 SBIホールディングス<8473>(東証プライム)傘下のSBI証券は9月26日、ブロックチェーン技術を活用した国内初の個人投資家向けプライベートエクイティ(PE)ファンド投資商品を発表した。新生信託銀行、東京海上アセットマネジメント、BOOSTRYと共同で、非上場企業の株式に投資可能なセキュリティ・トークン(ST)型金融商品を開発し、公募スキームとして提供する。PE市場の拡大とともに、これまで機関投資家に限定..

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セブン銀行、伊藤忠と資本業務提携、ファミマATM展開へ

■自己株式19170万株を第三者割当、企業価値向上狙う セブン銀行<8410>(東証プライム)は2025年9月26日、伊藤忠商事<8001>(東証プライム)と資本業務提携契約を締結し、第三者割当による自己株式の処分を行うことを発表した。これにより、伊藤忠商事はセブン銀行の発行済株式総数(自己株式を除く)の16.34%を保有する株主となり、主要株主に浮上する見通しである。両社は、ATM設置をはじめとしたリテール金融分野での連携を進め、新たな金融サービスの創出と両社グループの企業..