日本エム・ディ・エム、業績予想下方修正も配当は据え置きで株主還元姿勢を堅持、低PBRが下値を支える
日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は9月5日に26年3月期第2四半期累計(中間期)および通期の連結業績予想の下方修正を発表した。米国における一部製品の供給制約の影響で売上高が計画を下回り、労務費の増加、欧州・台湾からの調達に係る米国相互関税の影響などが影響する見込みだ。なお配当予想は据え置いた。株価は安値圏で軟調展開だ。ただし業績悪化懸念をある程度は織り込み済みと考えられる。1倍割れの低PBRも支援材料であり、下値は限定的だろう。