2025年09月一覧

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マクニカ、苛烈環境下での高効率ペロブスカイト太陽電池実証を開始

■横浜港とオフィスビルに設置、苛烈環境と通常環境を対比 マクニカホールディングス<3132>(東証プライム)傘下のマクニカは9月5日、発電効率を向上させたペロブスカイト太陽電池(PSC)による苛烈環境下での実証事業を開始した。環境省の「地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業」に採択されており、2023年度から3年間続くプロジェクトの最終年度にあたる。今回の実証は、横浜港大さん橋国際客船ターミナルの屋上広場とオフィスビルの2か所に設置し、苛烈環境と通常環..

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太平電業、新潟県村上市で木質バイオマス発電所建設を決定、2027年末稼働予定

■林業資源を活用し地域循環型社会と雇用創出を目指す 太平電業<1968>(東証プライム)は9月5日、新潟県村上市における木質バイオマス発電事業の推進を決定したと発表した。林業・農業の地域資源を活用し、地域循環型社会の形成や雇用創出につなげることを目的とする「グリーンプロジェクト」の一環であり、同市が掲げるゼロカーボンシティの実現に寄与することを狙う。太平電業は2024年に村上市と「持続可能な地域づくりに関する包括連携協定」を締結しており、今回の発電事業はその具体的施策となる。..

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インターアクション、イメージセンサ検査製品で5億円超の大口受注

■売上は2025年12月から計上予定 インターアクション<7725>(東証プライム)は9月5日、取引先からイメージセンサ検査関連製品に関する大口受注を発表した。受注金額は5億2900万円で、売上計上時期は2025年12月から2026年2月を予定している。 同受注分は2026年5月期第3四半期に計上される見込みであり、2026年5月期通期連結業績予想への影響はないと説明している。今後は予定どおりの納入と売上計上が進められる見通しである。同社は、イメージセンサ検査装置など、光学技..

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HmcommとSBI証券、AIエージェント共同研究を開始、金融DXに向けAI活用

■問い合わせ対応や手続き自動化を視野に新たな顧客体験を創出 Hmcomm<265A>(東証グロース)は9月5日、SBIホールディングス<8473>(東証プライム)傘下のSBI証券とAIエージェントに関する共同研究を開始したと発表した。両社はHmcommの「音声×AI」技術とSBI証券の金融サービス運営ノウハウを掛け合わせ、金融サービス領域での新たな顧客体験の創出を目指す。まずは問い合わせ対応や各種手続きの自動化に向けた実証実験を実施し、将来的には高度なパーソナライズドサポート..

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スターシーズ、GPUサーバー販売へ、新子会社を設立

■エネルギーとAIの両輪でDX支援、11月に事業開始 スターシーズ<3083>(東証スタンダード)は9月5日、GPUサーバーの販売事業を手がける新子会社「スターシーズデジタル株式会社」を設立することを発表した。同社は既に展開する再生可能エネルギー関連の系統用蓄電池事業に加え、AIインフラ需要の高まりを見据えた新事業を11月1日より開始する。これにより、エネルギーとAIの両分野から社会のデジタルトランスフォーメーションを支援する体制を構築する。 新事業は、AI技術の高度化に伴い..

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ダントーホールディングス、連結子会社が固定資産譲渡、特別利益2億円を計上へ

■名古屋市東区相生町の土地建物を譲渡 ダントーホールディングス<5337>(東証スタンダード)は9月5日、連結子会社の淡陶社が名古屋市東区相生町に所在する建物及び土地を譲渡することを決定したと発表した。譲渡は同日開催の取締役会で承認され、2024年11月に公表した新株予約権取得・消却に伴う資金調達方針に基づくもので、資産効率化を目的としている。譲渡資産は名古屋営業所で使用されていた建物(延床面積534.46平方メートル)と土地(377.78平方メートル)で、見込譲渡益は約2億..

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スパークス・グループ、8月末運用資産2兆576億円、創業来最高を更新し3兆円を視野

■前月比381億円増加、日本株式とOneAsiaに加え実物資産・PEが寄与 スパークス・グループ<8739>(東証プライム)は9月5日、2025年8月末の運用資産残高が2兆576億円となり、前月比381億円増加(1.9%増)し、創業来過去最高を更新したと発表した。内訳は日本株式が1兆4307億円、アジア株式を中心とした「OneAsia」が1546億円、実物資産が3021億円、プライベート・エクイティが1701億円で、株式市場の堅調や為替動向に加え、解約・設定動向なども影響して..

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薬王堂HD、8月度売上6.3%増、全店で拡大し419店舗に到達

■既存店は2.4%増とプラス維持、客数1.3%増・客単価1.1%増 薬王堂ホールディングス<7679>(東証プライム)は9月5日、グループ会社である株式会社薬王堂の2025年8月度月次営業速報を公表した。全店ベースの売上高は前年同月比6.3%増の伸びを示し、客数が5.6%増とした一方、客単価は0.7%増と小幅な上昇にとどまった。既存店売上高は2.4%増とプラスを維持したが、前月の6.4%増から伸び率は鈍化した。既存店では客数が1.3%増、客単価が1.1%増と、いずれも前年をわ..

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アップガレージ、8月売上14%増、直営・FC既存店が堅調推移

■店舗数263に拡大、千葉旭店を新規開設 アップガレージグループ<7134>(東証スタンダード)は9月5日、2026年3月期8月度の月次売上速報を発表した。全店売上高は19億5700万円で前年同月比14.0%増と大幅な伸びを示し、既存店も直営店が7.2%増、フランチャイズ店が12.3%増と堅調に推移した。中古タイヤ・ホイールやライダース用品の買取・販売が好調で、高温が続く環境下でも来店客数が増加したことが寄与した。 直営店売上は4億7100万円で前年同月比16.7%増、既存店..

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セリア、8月既存店売上高11.3%増、客単価と客数両方で前年上回る

■8月単月で店舗数純増、全国直営店は2048店舗体制に セリア<2782>(東証スタンダード)は9月5日、2025年8月度の月次売上高前年比および店舗数を発表した。全社売上高は前年同月比5.3%増と堅調に推移し、既存店売上高も11.3%増と二桁増を記録した。客数は前年同期比2.9%増、客単価は8.3%増といずれも前年を上回り、収益基盤の拡大が確認された。直営店舗の月末数は2,048店舗(FC35店舗)となり、当月は7店舗を出店し4店舗を閉店した。 同社は上期(3月~8月)の累..