「2025年09月」一覧
幼児活動研究会、政策保有株売却で特別利益2億4500万円見込み、上場有価証券1銘柄売却へ
■2026年3月期に特別利益を計上予定 幼児活動研究会<2152>(東証スタンダード)は9月8日、同社が保有する投資有価証券の一部を売却することを決議したと発表した。これにより2026年3月期において約2億4500万円の特別利益を計上する見込みであるとした。売却対象は同社が保有する上場有価証券1銘柄であり、2025年度中に売却を実施する予定だという。 同社はコーポレートガバナンス・コードに基づき、政策保有株式の保有効果を継続的に検証してきた。その結果を踏まえ、保有の適否を見直..
多木化学、水処理薬剤「PAC700A」製造設備を九州工場で増強、投資額約3億円
■九州工場の生産能力2倍へ、水処理薬剤需要増に対応 多木化学<4025>(東証プライム)は9月8日、水処理薬剤「PAC700A」の販売強化に向け、九州工場(北九州市)の製造設備を増強すると発表した。PAC700Aは特許を取得した超高塩基度ポリ塩化アルミニウムであり、従来製品に比べ凝集性能が高い。薬剤使用量の削減や汚泥発生の抑制効果により経済的メリットを持つほか、気候変動に伴う水質悪化にも対応できる環境配慮型製品として需要を伸ばしてきた。サステナビリティ重視の流れを背景に、都市..
フレアス、人材開発支援助成金1億円を営業外収益に計上
■2026年3月期第2四半期に補助金収入計上 フレアス<7062>(東証グロース)は9月8日、人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)の入金を受け、2026年3月期第2四半期連結会計期間において補助金収入1億円を営業外収益として計上すると発表した。同社は8月27日に入金を受けており、これを営業外収益に反映させる方針である。 業績への影響については、2026年3月期中間期の連結業績予想に与える影響を精査中で、確定次第公表するとしている。なお、2026年3月期通期の..
ReYuu Japanとabc、AI・ブロックチェーン軸に包括提携、リユース端末事業を強化
■両社の顧客網と技術知見を活用しシナジー創出へ ReYuu Japan<9425>(東証スタンダード)は9月8日、abc<8783>(東証スタンダード)と戦略的業務提携に向けた基本合意を締結したと発表した。提携分野はAI、ブロックチェーン、M&A、金融を中心とした包括的なものであり、両社の事業基盤と技術的知見を活用することで、リユースモバイル端末市場の高度化や競争力強化を図るほか、新規事業創出や業務効率化、信頼性向上を目指す。現時点で具体的な協業内容は未定であり、業績への影響..
幸楽苑、8月度国内既存店売上12.4%増、客数10.6%増と堅調
■8月度売上高12%増、国内外で成長加速 幸楽苑<7554>(東証プライム)は9月8日、2026年3月期8月度の直営店売上速報を発表した。国内既存店の売上高は前年同月比12.4%増と好調を維持し、客数も10.6%増加した。客単価は1.6%増で推移し、堅調な来客数の増加が業績を押し上げた。同社は国内342店舗を展開し、安定した成長基調を示した。直営店全店ベースでも売上高は前年同月比8.7%増と拡大しており、既存店・全店ともにプラス成長となった。 海外展開では、タイ王国でフランチ..
あさくま、8月全店売上高25.7%増、既存店21.3%増、出店拡大と需要環境の堅調さが寄与
■直営73店舗体制に到達、1店舗は休業中 あさくま<7678>(東証スタンダード)は9月8日、2026年1月期8月度の売上高前年同月比を発表した。全店売上高は25.7%増、既存店売上高は21.3%増と大幅な伸びを示し、累計では全店が12.0%増、既存店が11.0%増となった。 同社の店舗数は8月末時点で73店舗となり、前月から1店舗増加した。なお、そのうち1店舗は休業中である。直営店数は年初来で増加基調にあり、出店拡大と売上増加が並行して進んでいる状況が示された。 同社は2月..
トレジャー・ファクトリー、26年2月期は増収増益予想、既存店堅調で収益拡大基調を鮮明化
トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は、総合リユース業態のトレジャーファクトリーや服飾専門リユース業態のトレファクスタイルなどリユースショップを複数業態で全国展開し、成長戦略としてSDGs推進とともに、生活に密着したリユースの総合プラットフォーム構築を目指している。26年2月期も増収増益予想としている。上期(3月~8月)の既存店売上は前年比104.3%と順調だった。通期会社予想は上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は8月の直近安値..
アルコニックス、製造が収益の柱に成長、26年3月期は増収増益・大幅増配予想
アルコニックス<3036>(東証プライム)は商社機能と製造機能を併せ持ち、M&Aも積極活用しながら、非鉄金属の素材・部品・製品の生産から卸売までをONE-STOPで提供する「非鉄金属等の総合ソリューションプロバイダー」である。成長投資と株主還元を両立して資本効率の最大化を目指す方針としている。26年3月期も増収増益で連続大幅増配予想としている。実需の強い業界に注力してコスト転嫁等を推進する。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は水準を切り上げて年初来高値更新の展開だ。..