「2025年09月」一覧
東大・ダイヘン・大林組、大阪・関西万博で走行中給電バスの実証実験を開始
■約30台のうち6台に受電システムを搭載し来場者輸送を支援 東京大学大学院新領域創成科学研究科とダイヘン<6622>(東証プライム)、大林組<1802>(東証プライム)は9月29日、大阪・関西万博で運行するEVバスを対象に、走行中に給電するシステムの実証実験を実施していると発表した。約30台の会場内周回バスのうち6台に受電システムを搭載し、道路や停留所に敷設した送電システムと組み合わせ、乗客を乗せた状態での運用を行っている。日本初となる実証であり、給電効率の検証だけでなく、定..
アドソル日進、映像分析技術で新特許を取得、特許数は累計25件に
■監視カメラ映像とセンサー情報を連携し、工場や倉庫のトラブル解決を迅速化 アドソル日進<3837>(東証プライム)は9月29日、位置検知ソリューションに関連する映像分析技術で新たな特許を取得したと発表した。今回の特許は同社が2024年5月31日に取得した技術の分割出願によるもので、これにより同社の特許保有数は累計25件となった。新技術は監視カメラ映像と人・モノの位置情報を組み合わせて必要な映像を自動抽出・再生する仕組みであり、個人情報を収集せずに工場や倉庫のトラブル原因を特定..
AGS、サプライチェーンセキュリティ評価支援サービスを開始、経産省制度対応へ
■2026年度制度開始を見据え、★マーク取得を支援 AGS<3648>(東証スタンダード)は9月29日、経済産業省が2026年度中の制度開始を目指す「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」への対応を支援する「サプライチェーンセキュリティ対策評価支援サービス」を開始したと発表。同制度は取引先企業のセキュリティ対策水準を可視化し、★マークによる評価取得を可能にする仕組みであり、企業間取引での情報提供が求められることが想定されている。同社は制度開始に先立ち、顧客企業..
富士通と産総研、量子技術で連携協定を締結、日本の産業基盤強化へ
■部品メーカーを含むサプライチェーン構築と人材育成を推進 富士通<6702>(東証プライム)は9月29日、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)の量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G―QuAT)と、量子技術における国際的な産業競争力の強化に関する連携協定を締結したと発表した。協定は9月26日に締結され、量子コンピュータ関連の研究開発や人材交流、設備利用を通じて、日本の量子産業全体の競争力向上を図る狙いがある。富士通の技術力とG―QuATの国際連携ハブ..
クオンタムソリューションズ、連結子会社が暗号資産イーサリアムを新規取得
■香港法人GPT、125枚超のイーサリアムを取得し戦略的保有へ クオンタムソリューションズ<2338>(東証スタンダード)は9月29日、連結子会社GPT Pals Studio Limited(香港)が暗号資産イーサリアム(ETH)を新たに取得したと発表した。これにより同子会社は、ETHを財務資産の中核と位置付けた戦略を本格的に始動させた。今回の取得枚数は125.754527ETHで、取得価額は50万米ドル、平均取得単価は1枚あたり3,976米ドルであった。なお、本資金は、8..
29380 オカムラ食品工業 支配株主等に関する事項について
29380 オカムラ食品工業
交換できるくん、札幌のキッチンワークスを子会社化、10億円で全株式取得
■北海道拠点のリフォーム専業会社を100%子会社化、11月に株式取得実行 交換できるくん<7695>(東証グロース)は9月29日、札幌市に本社を置くリフォーム専業会社のキッチンワークスの全株式を取得し、子会社化すると発表した。取得株式数は200株(議決権所有割合100%)で、取得価額は10億6000万円(株式取得価額10億円、デューデリジェンス費用6000万円)。株式取得実行日は11月4日を予定しており、同社は2026年3月期第3四半期から連結業績に反映される見込みである。 ..
暁飯島工業、株主優待制度を導入、2026年2月末から適用、茨城県産品カタログギフト進呈
■初回基準日は2026年2月末、300株以上の株主を対象に設定 暁飯島工業<1997>(東証スタンダード)は9月29日、株主優待制度を導入すると発表した。株主への感謝と株式投資の魅力向上を目的とし、中長期的な株式保有を促進する狙いがある。初回基準日は2026年2月末日とし、以降毎年2月末日時点の株主を対象とする。 優待制度の対象は、基準日において300株(3単元)以上を保有する株主である。内容は茨城県産品のカタログギフトで、300株以上1,000株未満で4,000円相当、1,..
クラスターテクノロジー、名証メイン市場に重複上場へ
■認知度向上と企業価値強化を図り重複上場を選択 クラスターテクノロジー<4240>(東証グロース)は9月29日、名古屋証券取引所メイン市場への上場承認を発表した。上場予定日は10月6日で、同社は現在の東京証券取引所グロース市場との重複上場となる。今回の上場は、個人投資家との接点拡大と企業認知度の向上を目的としている。 同社は、名証上場によって継続的な対話の機会を増やし、中長期的な企業価値の向上を目指す方針を示した。引き続き持続的な成長に努めるとしており、名証の上場詳細について..