2025年09月一覧

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モンスターラボ、ラテンアメリカ成長企業投資ファンドに出資決議、新興市場アクセス強化へ

■AI・デジタル化支援分野で協業機会を拡大、グローバル戦略の一環 モンスターラボ<5255>(東証グロース)は9月22日、ラテンアメリカ地域の成長企業に投資する「BVC LATAM IMPACT Fund」への出資を決議したと発表した。同社は「AIを軸とした高付加価値ソリューションの提供」と「グローバルデリバリー体制の強化」を成長戦略の柱に据えており、今回の出資は新興市場へのアクセス強化と競争優位性確立を狙ったものである。ラテンアメリカは人口6.6億人、都市化率82%と大規模..

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ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、第一三共と抗体医薬生産性向上で連携、「バイオものづくり」サービスを展開

■細胞の代謝・物質交換を比較検証、抗体産生の要因を解明 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>(東証グロース)は9月22日、第一三共<4568>(東証プライム)と抗体医薬の生産性向上に向けた取り組みを開始すると発表した。同社は、7月にリリースした「バイオものづくり」生産性向上支援サービスを活用し、メタボローム解析の技術とノウハウを提供する。第一三共が保有する複数の細胞株を対象に、代謝や物質のやり取りを比較検証し、抗体産生に影響する要因を明らかにすることを目指す。..

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神戸物産、8月度は経常利益34億円、前年赤字から黒字転換

■為替評価損の影響減少が収益押し上げ、テレビやSNS効果も寄与 神戸物産<3038>(東証プライム)は9月22日、2025年8月度の月次業績を発表した。単体売上高は前年同月比3.8%増の455億4200万円、売上総利益は24.0%増の49億3600万円となった。営業利益は33.6%増の31億100万円、経常利益は34億5900万円を計上し、前年同期の49億円赤字から黒字転換を果たした。為替予約による評価損の影響が軽微にとどまったことが黒字化に寄与した。 8月度の「業務スーパー..

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ジーイエット、ビットコイン購入を本格開始、総額7億円超を投資

■日本市場で先駆的な上場企業、戦略的財務資産としてBTCを位置づけ ジーイエット<7603>(東証スタンダード)は9月22日、17日に開催した臨時株主総会で承認された定款変更および暗号資産関連事業推進の決議に基づき、ビットコイン(BTC)の本格購入を開始したと発表した。初回購入は23.1807BTC、総額4億円であり、累計保有は40.6882BTC、総投資額7億円に達した。同社は自己資金を用い、計画的に取得を進める方針を示した。 同社は、ビットコインを戦略的財務資産として位置..

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ピックルスホールディングス、増収効果や価格改定が寄与、業績・配当予想を上方修正

 ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)は、9月22日に26年2月期第中間期・通期連結業績予想および配当予想の上方修正を発表した。コンビニエンスストアが実施したキャンペーンなどにより販売が好調に推移した増収効果に加え、製品価格改定、原料野菜仕入価格の安定推移、労務費・物流費抑制などが寄与した。なお、会社予想を単純計算すると下期を下方修正した形になるが、保守的な印象が強く、通期会社予想は再上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年..

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アスカネット、XR・空中映像技術の新サービス展開本格化、26年4月期は大幅増益・最終黒字へ

 アスカネット<2438>(東証グロース)は、葬儀社・写真館向け遺影写真加工のフューネラル事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集制作のフォトブック事業、空中結像ASKA3Dプレートの空中ディスプレイ事業を展開している。さらに写真加工技術、印刷技術、XR技術、空中映像技術を融合した新サービスの展開を本格化させている。25年9月にはASKA3D技術を活用した「浮空(うくう)ライブステージシリーズ」の販売を開始した。また9月24日~26日開催の「推し活EXPO関西展」およ..

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ネオジャパン、クラウド事業が成長を牽引、増収増益で業績の上振れ期待高まる

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は自社開発のグループウェアdesknet‘s NEOクラウドサービスを主力として、販売拡大とクロスセル加速、AIを活用した製品アップグレード・製品ラインナップ拡大、継続的なARPU拡大、海外事業の成長に伴う売上拡大などを推進している。26年1月期も増収増益予想としている。desknet‘s NEOクラウドサービスを中心とするソフトウェア事業の成長が牽引する見込みだ。中間期の進捗率が高水準であることを勘案すれば通期会社予想は上振れの可能..

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巴工業、過去最高売上を見込む増収増益予想、機械事業好調で業績上方修正

 巴工業<6309>(東証プライム)は遠心分離機械などの機械製造販売事業、合成樹脂などの化学工業製品販売事業を展開している。成長戦略として海外事業拡大、収益性向上、SDGsや脱炭素、迅速な意思決定と効率的な営業活動に繋がるDX、資本効率改善、持続的成長に資する投資などに取り組んでいる。25年10月期は増収増益予想(6月6日付で上方修正)としている。第3四半期累計の進捗率が高水準であることを勘案すれば通期予想は再上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は..

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ベステラ、独自の特許技術で市場を牽引、増収増益確保で中期的な成長基調へ

 ベステラ<1433>(東証プライム)は、製鉄所・発電所・ガスホルダー・石油精製設備など鋼構造プラント設備の解体工事に特化したオンリーワン企業である。解体工事会社としては類のない特許工法・知的財産の保有を強みとして脱炭素解体ソリューションを推進している。26年1月期は営業積算体制整備遅れによる大型工事受注機会減少や、客先都合による工事一時中断の影響などで業績予想を下方修正(9月9日付)したが、前期比では増収増益を確保する見込みだ。老朽化プラント解体工事の増加で中期的に市場環境..