「2025年08月」一覧
Hmcomm、生成AI対話エージェント「Terry2」を正式リリース、業務対応と自然対話の融合
■旧型「Terry」から大幅進化、文脈理解と実務処理を両立 Hmcomm<265A>(東証グロース)は8月6日、生成AIを活用した次世代の対話型AIエージェント「Terry2」を正式にリリースした。「Terry2」は、従来のルールベース応答型AI「Terry」の設計思想を継承しつつ、生成AIによる柔軟な対話生成や実務タスクの遂行を可能とし、企業の電話業務や受付対応などでの社会実装を見据えた製品となっている。会話の文脈を理解して自然な応対を実現するほか、予約・決済・本人確認など..
2025年1-7月「酪農業」の倒産が過去最多 飼料価格、人件費の高騰で収益追い付かず(東京商工リサーチ)
2025年1-7月の「酪農業」の倒産が10件(前年同期比233.3%増)に急増し、集計を開始した2006年以降、最多を更新したことがわかった。すでに年間最多だった2024年を抜いている。 負債総額
“億り人”が語る、トランプ関税発動で相場はどう変わる?(会社四季報オンライン)
2006年に資産10億円を達成した専業投資家インフルエンサーのDAIBOUCHOUさん。バリュー株・連続増配株・成長株をはじめ、さまざまなジャンルの有望銘柄や、それを発見するための情報収集術、過去の売...
綿半ホールディングス、小売事業の好調で増収・純利益確保、通期増収増益予想を堅持
綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は経営方針に「地域に寄り添い、地域と共に新しい価値を創造する」を掲げ、ホームセンターを中心とする小売事業、長尺屋根工事や自走式立体駐車場工事を強みとして戸建木造住宅分野にも展開する建設事業、および医薬品・化成品向け天然原料輸入を主力とする貿易事業を展開している。26年3月期第1四半期は建設事業の前期の反動などで営業・経常減益だった、小売事業は順調だった。そして通期増益予想を据え置いた。各事業とも伸長する見込みだ。積極的な事業展..
ネオジャパン、26年1月期も増収増益予想、主力のソフトウェア事業が好調、通期業績の上振れに期待
ネオジャパン<3921>(東証プライム)は自社開発のグループウェアdesknet‘s NEOクラウドサービスを主力として、販売拡大とクロスセル加速、AIを活用した製品アップグレード・製品ラインナップ拡大、継続的なARPU拡大、海外事業の成長に伴う売上拡大などを推進している。26年1月期も増収増益予想としている。desknet‘s NEOクラウドサービスを中心とするソフトウェア事業の成長が牽引する見込みだ。第1四半期の進捗率が高水準であることを勘案すれば通期会社予想は上振れの..
巴工業は24年の最高値に接近、成長戦略が着実に進捗、25年10月期は再上振れに期待
巴工業<6309>(東証プライム)は遠心分離機械などの機械製造販売事業、合成樹脂などの化学工業製品販売事業を展開している。成長戦略として海外事業拡大、収益性向上、SDGsや脱炭素、迅速な意思決定と効率的な営業活動に繋がるDX、資本効率改善、持続的成長に資する投資などに取り組んでいる。25年10月期は増収増益予想としている。第2四半期が大幅増益で進捗率も高水準だったことを勘案すれば、通期会社予想は再上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は順調に..
TAC、26年3月期1Qは大幅増益、株式の非公開化を前提にTOBを実施
TAC<4319>(東証スタンダード)は8月6日に26年3月期第1四半期連結業績を発表した。営業コスト構造の見直しなどにより大幅増益だった。なお同社株式はMBOにより上場廃止予定となった。創業家出身の常務が代表取締役を務めるJPECが、同社株式の非公開化・上場廃止を前提にTOBを実施する。
クリナップ、26年3月期1Q増収・大幅増益と順調、販売価格改定効果など寄与
クリナップ<7955>(東証プライム)は8月6日に26年3月期第1四半期連結業績を発表した。販売価格改定効果なども寄与して増収、大幅増益だった。そして通期の増収増益予想を据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は急伸して年初来高値更新の展開となった。高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
ゼリア新薬工業、通期増収予想を据え置き、主力製品の好調と事業の回復力に期待感
ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は8月5日に26年3月期第1四半期連結業績を発表した。減収・大幅減益だった。医療用医薬品事業が前期の反動で減収となったほか、営業外で前期計上した為替差益が剥落したことも影響した。ただし通期の小幅減益予想を据え置いている。積極的な事業展開で第2四半期以降の挽回を期待したい。株価は第1四半期業績を嫌気する形で急落したが、目先的な売り一巡して出直りを期待したい。