2025年08月一覧

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GenkiGDC、ゴダックと神戸まるかんを子会社化、水産物調達と加工機能を統合

■特別委員会を通じ公正性を担保、少数株主保護に配慮 Genki Global Dining Concepts<9828>(東証スタンダード)は8月26日、親会社である神明ホールディングスからゴダック及び神戸まるかんの全株式を取得し、子会社化することを決議したと発表した。両社は水産物の調達・加工・販売に強みを持ち、グループ全体の原材料調達力と商品開発力を強化する狙いがある。株式譲渡の実行日は10月1日を予定している。 同社は1968年創業以来、回転寿司事業を中心に成長を続けてき..

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大栄環境、スカラベサクレを子会社化へ、約440億円で株式取得

■独禁法承認を前提に2026年3月期第3四半期までに完了見込み 大栄環境<9336>(東証プライム)は8月26日、福岡県北九州市で産業廃棄物及び汚染土壌の最終処分事業を展開するスカラベサクレの一部株式を取得し、同社を連結子会社化することを発表した。あわせて、スカラベサクレの株式を保有するYTとYHの全株式を取得し、両社を含めて完全子会社化する。株式譲渡の実行は独占禁止法など関係法令に基づく承認取得を前提とし、2026年3月期第3四半期中の完了を見込む。取得価額は約440億円で..

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エス・サイエンス、総額5億円の暗号資産取得を公表、1ビットコイン1626万5000円で取得

■四半期ごとに時価評価、特別項目として損益計算書に反映 エス・サイエンス<5721>(東証スタンダード)は8月26日、暗号資産(ビットコイン)を追加購入したと発表した。同社は2025年5月12日にビットコイン購入計画を公表しており、今回の取引はその一環として実施された。購入数量は30.7408546ビットコインで、平均購入価格は1ビットコインあたり16,265,000円、総額は5億円に達する。 同社は既に保有するビットコインに今回の購入分を加え、保有資産として四半期ごとに時価..

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アドバンス・レジデンス投資法人、老朽化資産を売却、3億2400万円の譲渡益を確保

■譲渡益は内部留保し、安定的な配当原資として活用予定 アドバンス・レジデンス投資法人<3269>(東証プライム)は8月26日、保有資産「メゾンエクレーレ江古田」の信託受益権を譲渡すると発表した。譲渡先は不動産会社アスコットで、譲渡予定価格は11億7000万円、帳簿価額8億4500万円との差額は3億2400万円となる。契約締結日は8月26日、譲渡日は9月26日を予定し、代金は引渡時に全額受領する。 今回の譲渡は、築32.5年と老朽化が進む資産の入れ替えを目的とし、資本効率の最適..

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ネポン、福証本則市場に上場承認、東証と重複上場へ

■九州での認知度向上を重視、個人投資家層の拡大目指す ネポン<7985>(東証スタンダード)は8月26日、同社株式が福岡証券取引所本則市場への上場承認を受けたと発表した。これにより同社は東京証券取引所スタンダード市場との重複上場となる。上場日は9月2日を予定している。 同社は施設園芸用温風暖房機を主力とする農用熱機器の販売を60年以上にわたり行い、農産物生産者の間で一定の知名度を築いてきた。東証スタンダード市場への上場を通じて企業価値向上やガバナンス強化に取り組む一方、農業分..

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アステナホールディングス、25年11月期通期利益は3回目の上方修正も視野、ファインケミカル事業が好調

 アステナホールディングス<8095>(東証プライム)はヘルスケア・ファインケミカル企業集団として、医薬品・医薬品原料・表面処理薬品を主力とする専門商社からメーカーへと変貌している。25年11月期は7月11日付で上方修正(売上高は1回目、各利益は2回目)して増収増益予想としている。ファインケミカル事業、HBC・食品事業、医薬事業が好調に推移する見込みだ。中間期の進捗率が高水準であることを勘案すれば、通期利益予想は3回目の上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろ..

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シナネンホールディングス、26年3月期営業・経常増益予想で1Q順調、BtoC・非エネルギー事業が好調

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は、ビジョンに「脱炭素社会の実現に貢献する総合エネルギー・ライフクリエイト企業グループへの進化」を掲げ、成長戦略として国内事業基盤再整備およびリテールサービス戦略強化を軸に事業ポートフォリオ変革を推進している。26年3月期は増収、営業・経常増益予想としている。主力のLPガス・石油事業の強化や、非エネルギー事業の収益拡大を見込んでいる。第1四半期が大幅増益と順調であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は4月の高値圏..

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イノベーションホールディングス、1Qは大幅増収増益、通期予想の上振れも視野、居抜き店舗転貸借事業が好調

 イノベーションホールディングス<3484>(東証プライム)は、飲食業の小規模事業者を中心とする出店希望者向けに居抜き店舗を転貸借する店舗転貸借事業を主力としている。転貸借物件数の増加に伴って賃料収益を積み上げるストック型ビジネスであり、旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に対応するため積極的な人材育成と仕入を継続している。26年3月期は増収増益予想としている。転貸借物件数が順調に増加して人件費等の増加を吸収する見込みだ。第1四半期が大幅増収増益となり、進捗率も高水準だった..

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インテージホールディングス、26年6月期大幅営業・経常増益予想、基幹事業の拡販とコスト抑制が奏功

 インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は、市場調査事業を主力としてシステムソリューション分野や医薬情報分野にも展開している。成長戦略として、Data+Technology企業として販促最適化への新たな価値を創出すること、社会的課題解決に向けた行政EBPM推進への価値を創出することなどを目指し、NTTドコモとのシナジー創出も推進する。26年6月期は大幅営業・経常増益で連続増配予想としている。基幹事業の拡販による増収効果に加え、経費コントロールなども寄与する見込..