2025年08月一覧

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AIストーム、新株予約権89万株を大量行使、発行済株式数の増加要因に

■希薄化リスクを含む資本政策への影響に市場の注目集まる AIストーム<3719>(東証スタンダード)は8月26日、4月28日に発行した第三者割当による第9回新株予約権について、8月1日から26日の期間に大量行使が行われたと発表した。行使株数は89万株に達し、行使された新株予約権は8900個で発行総数の22・5%を占めた。8月1日から25日までの行使が中心で、26日には新たな行使はなかった。 この結果、前月末時点で残存していた未行使の新株予約権3万3703個(株式数370万33..

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日本空調サービス、株主優待制度を新設、QUOカード贈呈で株主還元強化へ

■9月末の株主名簿基準、初回は2025年9月30日 日本空調サービス<4658>(東証プライム・名証プレミア)は8月26日、株主優待制度を導入すると発表した。同社は株主への利益還元を重視しており、持続的な成長による収益拡大を前提に、株主への感謝と株式の投資魅力向上を目的に制度を決定した。株主優待は株式の認知度や流動性向上にも資するとしている。 導入される制度では、毎年9月末時点の株主名簿に記載された株主のうち、同社株式を1単元(100株)以上保有する株主を対象とする。初回は2..

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アンジェス、ムコ多糖症バイオマーカー検査を開始、新二次スクリーニング導入で偽陽性を大幅削減

■新生児医療の負担軽減へ、包括的検査体制を整備 アンジェス<4563>(東証グロース)は8月26日、グループ会社のアンジェスクリニカルリサーチラボラトリー(ACRL)が、ムコ多糖症に関するバイオマーカー検査の受託を9月1日から開始すると発表した。新検査は二次スクリーニングや経過観察、治療効果のモニタリングを目的とし、従来の「拡大新生児スクリーニング検査」で陽性と判定された被験者に対して追加的に実施される。これにより、従来大きな負担となっていた精密検査の対象者を大幅に減らすこと..

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SAAFホールディングスと地盤ネットHD、デジタルツイン分野で包括提携、3D測量ソリューション強化へ

■「4DKanKan」と「SCANnavi」を連携、全国展開を加速 SAAFホールディングス<1447>(東証グロース)は8月26日、地盤ネットホールディングス<6072>(東証グロース)とデジタルツインと空間情報技術分野における包括的業務提携を締結したと発表した。社会インフラ分野では人口減少や気候変動を背景にDX化の需要が高まり、3Dスキャンや点群データの利活用が急速に進展している。両社は各自の技術資産を融合させ、建設土木事業を中心に幅広い分野で応用可能なデジタルツインソリ..

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ヱスビー食品、株主優待制度を拡充し長期保有促進へ、株数と保有年数で特典拡大

■500株以上3年以上で4,000円相当の製品進呈 ヱスビー食品<2805>(東証スタンダード)は8月26日、株主優待制度の変更を発表した。同社は株主への感謝と事業理解の促進を目的に株主優待を実施してきたが、今回の改定により株式の長期保有を促す制度へと拡充する方針を示した。従来は100株以上の株主を対象に、保有期間3年未満で1,000円相当、3年以上で2,000円相当の同社製品を進呈していた。 変更後の制度では、保有株式数と継続保有期間に応じて優待内容が拡大される。具体的には..

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やまびこ、アラブ首長国連邦に販売会社を設立、2030年売上高2500億円目標に向け海外展開を加速

■高温環境下で評価高い製品、現地物流強化で販売拡大狙う やまびこ<6250>(東証プライム)は8月26日、中近東市場での販売体制強化と市場開拓を目的に、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイに販売会社「Yamabiko Middle East FZE」を設立すると発表した。新会社はジェベルアリ・フリーゾーンに拠点を置き、資本金は約5,000万円で、同社が100%出資する完全子会社となる。代表には同社執行役員の山之口善樹氏が就任し、2025年第4四半期に設立、2026年第1四半期に事..

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パス、ビットコインを試験購入、新たな投資対象の有効性を検証

■デジタル・ゴールドの地位確立を背景に、新資産クラスを評価 パス<3840>(東証スタンダード)は8月26日、新たな投資対象の検討を目的に、ビットコインを試験的に購入することを決議したと発表した。購入額は自己資金による1,000万円で、2025年9月から12月までの4カ月間にわたり実施する。同社は系統用蓄電池用地やデータセンター用地などの事業用不動産を中心にインベストメント事業を展開しており、今回の決定は株主価値向上を目的とした新たな資産クラスの評価プロセスと位置づけられてい..

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トリプルアイズ、保険契約解約で1900万円を営業外収益に計上

■グループ全体のキャッシュ・フロー向上を目的に生命保険契約を解約 トリプルアイズ<5026>(東証グロース)は8月26日、2025年8月期第4四半期連結会計期間(6月1日~8月31日)において、営業外収益として保険解約返戻金を計上すると発表した。同社の連結子会社であるBEXが、取締役会で役員等を被保険者とする高い解約返戻率を持つ生命保険契約を解約することを決議したことに伴うものだ。これにより、保険積立金簿価と解約返戻金との差額1900万円(概算)が計上される。 この解約は、グ..