2025年07月一覧

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リーガルコーポレーション、2億7500万円の受取配当金を計上、出資先からの配当収入が営業外収益に

■今期第1四半期に受取配当金を計上へ リーガルコーポレーション<7938>(東証スタンダード)は7月28日、2026年3月期第1四半期において、受取配当金による営業外収益を計上したと発表した。配当金は、同社が出資する企業から6月27日に2億4900万円を受領したもので、その他の配当も含めた総額は2億7500万円となる。 今回の収益計上は、同四半期連結累計期間における営業外収益として計上される見通しとなっている。これにより、業績全体に一定のプラス効果が見込まれるが、すでに一部は..

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クオンタムソリューションズ、暗号資産事業でTDX社と提携、専門ノウハウで事業拡大へ

■24ヶ月にわたりサービス優先利用、アジア展開の加速も視野 クオンタムソリューションズ<2338>(東証スタンダード)は7月28日、連結子会社であるGPT Pals Studio Limitedが暗号資産投資事業の拡大を目的に、英領バージン諸島拠点のTDX Strategies Ltd.との業務提携契約を締結したと発表した。TDX社は、ドイツ銀行やゴールドマン・サックスなど大手金融機関出身者を擁し、リスク管理に強みを持つ。提携により、同子会社は今後24ヶ月間、TDX社の有料サ..

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トランスジェニック、rasH2マウスを活用し発がん性評価の迅速化へ、新たな経皮投与試験モデルを確立 

■創薬支援事業強化の一環、国際的な規制に対応した安全性評価法の確立へ  トランスジェニックグループ<2342>(東証グロース)の連結子会社トランスジェニックは7月28日、日本クレア、公益財団法人実中研と「rasH2マウスを用いた経皮投与による短期全身発がん性試験モデルの確立」に向けた共同研究契約を締結したと発表した。これまで経口投与が主流であったrasH2マウスによる短期試験において、経皮投与という新たなアプローチを導入することで、より現実的かつ科学的な発がん性評価手法の構築..

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サンリオ、メタバース強化へGugenkaを子会社化、XR分野に本格参入

■デジタル分野の制作機能と営業力を相互強化 サンリオ<8136>(東証プライム)は7月28日、XR技術を活用したコンテンツ制作を手がけるGugenkaの株式を取得し、子会社化したと発表した。Gugenkaは新潟市に本社を置き、同社が主催するメタバースイベント「Sanrio Virtual Festival」において企画制作を担ってきた実績がある。今後も現経営体制を維持し、既存事業や他社IPとの協業を継続する。 サンリオは、グローバルIPプラットフォーマーを目指す長期ビジョンの..

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Veritas In Silico、米国で創薬特許が成立へ、RNA標的技術が米国でも特許査定

■独自スクリーニング手法、米国特許商標庁が価値を認定 Veritas In Silico<130A>(東証グロース)は7月28日、同社が米国で出願していた特許「RNAの機能を制御する化合物のスクリーニング方法」について、米国特許商標庁(USPTO)から特許査定を受けたと発表した。今後、特許料の納付を経て、米国内での特許権が正式に成立する見通しとなる。 この特許は、創薬プラットフォーム「ibVIS」の中核技術に関するもので、標的mRNA内の部分構造と存在確率を解析し、創薬標的と..

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トラスト、VTホールディングスが完全子会社化へ、上場廃止決定

■議決権94.91%取得受け、残株買い取り手続き開始 トラスト<3347>(東証スタンダード)は7月28日、支配株主であるVTホールディングス<7593>(東証プライム)による株式売渡請求を承認し、同社株式の上場廃止が決定したと発表した。VTホールディングスは5月15日から実施していた公開買付けで94.91%の議決権を取得し、特別支配株主に該当。これを受け、残りの株式を1株410円で買い取る売渡請求を決定した。同社取締役会はこの請求を承認し、東京証券取引所スタンダード市場での..

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ハイブリッドテクノロジーズ、Facet Bridgeと業務提携、事業戦略から実装まで一気通貫

■顧客の事業戦略策定・実行支援で協業、相互の強み活かす ハイブリッドテクノロジーズ<4260>(東証グロース)は7月28日、経営コンサルティングを手がけるFacet Bridge(FB)と、事業戦略策定および実行支援に関する業務提携を発表した。両社の強みを組み合わせ、戦略立案から開発・実装までを一気通貫で支援する体制を構築することが狙いであり、企業のDX推進や事業成長支援に注力する。 FBは複数業界に対応可能な総合コンサルティング企業であり、戦略策定力に強みを持つ。一方、ハイ..

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TAC、新サービス続々投入で事業強化、収益拡大の期待高まる、26年3月期は増配予想

 TAC<4319>(東証スタンダード)は「資格の学校」運営を主力として、出版事業や人材事業も展開している。教育事業では事業環境変化に対応した新サービスの提供、出版事業では新規領域への展開、人材事業では医療事務関連の子会社を統合してサービス向上と業務効率性向上を推進している。26年3月期は前期比横ばい予想としているが、やや保守的だろう。なお配当は増配予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は買いが続かず上値の重い形だが調整一巡感を強めている。1倍割れの..