2025年06月一覧

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【株式市場特集】備蓄米で儲けろ!ディスカウントストアから農機・肥料まで「コメ関連株」に買い殺到の予兆

■トランプ相場圏外から「コメ」が主役へ!備蓄米争奪戦が炙り出す新テーマ株 今週の当コラムは、「トランプ・ラリー」のやや圏外に位置する独自材料人気を内包するコメ関連株に注目することにした。すでに前週末30日に大手紙の備蓄米の「精米工場の奪い合い」報道関連で井関農機<6310>(東証プライム)が、年初来高値を更新し値上がり率ランキングの第3位にランクインしたケースも出ている。関連株相場のスケールアップの予兆かもしれない。今回の備蓄米売渡しの随意契約を申請した小売り事業者、稲作に進..

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【どう見るこの相場】備蓄米争奪戦は序章にすぎない!コメ関連株の次なる主役は「農政改革」関連銘柄か?

■「備蓄米」争奪戦の裏で石破内閣の命運を握るコメ価格高騰 まさに「令和の米騒動」である。江戸時代の「大塩平八郎の乱」のようなクーデターでも、第一次世界大戦後の鈴木商店の焼き打ち事件のような暴動でもないが、テレビニュースやワイドショーでは連日、微に入り細に亘りトップで政府備蓄米の随意契約による売り渡しが報道されている。反響も大きく前週末に、大手小売り事業者に売り渡されネット販売や一部小売り店舗で売り出された備蓄米は、ほぼ瞬間蒸発のように売り切れ、店頭での備蓄米争奪戦の様子も画面..

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ザ・パック、1株を3株に分割し投資環境を改善、配当予想も実質増額修正へ

■発行可能株式総数は2億3000万株に増加 ザ・パック<3950>(東証プライム)は5月30日、株式分割や定款変更、配当予想の修正を決議したと発表。2025年6月30日を基準日とし、1株を3株に分割する。これにより発行済株式総数は59,700,000株に増加するが、資本金の変更はない。 定款第6条も改正され、発行可能株式総数は2億3,000万株に引き上げられる。自己株式取得の上限も300千株から900千株に変更された。株主優待制度は従来通り継続し、100株以上の保有者にQUO..

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新光商事、シミズシンテック完全子会社化で業績予想を大幅上方修正、M&A効果で配当も増額

■51.8億円で株式取得 新光商事<8141>(東証プライム)は5月30日、日本電気(NEC)<6701>(東証プライム)傘下のシミズシンテックを51.8億円で完全子会社化すると発表。この買収により、2026年3月期の通期連結業績予想を大幅に上方修正し、売上高を前回予想の1000億円から1075億円に、営業利益を7億円から10億円に引き上げた。親会社株主に帰属する当期純利益も5億5000万円から7億3000万円に上昇する見込みだ。 シミズシンテックは石川県金沢市に本社を置く電..

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学びエイド、NOVAホールディングスと資本業務提携を締結、第三者割当増資で約5.8億円調達

■NOVAグループとの協業で販路拡大とコンテンツ開発を加速 学びエイド<184A>(東証グロース)は5月30日、いなよしキャピタルパートナーズ(ICP)およびその子会社であるNOVAホールディングスと資本業務提携契約を締結したと発表。この提携の一環として、ICPを割当先とする第三者割当増資を実施し、普通株式113万8300株(発行価格507円)を発行、約5.8億円を調達する。これにより、ICPは学びエイドの発行済み株式の33.4%を保有し、筆頭株主となる。 学びエイドは202..

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ノジマ、TOEIC750点以上の従業員に月額手当支給を開始

■アルバイトも対象、受験費用は会社負担で英語学習を後押し ノジマ<7419>(東証プライム)は5月30日、市場の多様化とインバウンド需要に対応するため、TOEIC750点以上の従業員を対象に毎月の手当支給を決定したと発表。2025年6月1日より実施され、アルバイトを含む全従業員が対象となる。手当額はTOEIC点数×10円で、受験費用も会社が負担する。 同社は従業員の自己研鑽を支援するため、通信教育制度も充実させている。産業能率大学提供の講座から自由に選択可能で、修了時には受講..

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シャープとNEDO、映像データ処理用AIデバイス向け高位合成ツールを開発

■回路設計期間大幅短縮と電力効率40倍向上を実証 シャープ<6753>(東証プライム)は5月30日、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)と、エッジコンピューティング向けのAIデバイス設計を効率化する高位合成ツールを開発し、オープンソースとして公開したと発表。同ツールはPythonコードからFPGA用の回路設計(RTLコード)を約5分で自動生成可能で、従来の専門技術者による6週間の設計期間を大幅に短縮。さらに、生成した回路を実装したFPGAは、GPU搭..

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FinatextHDグループのナウキャスト、AI時代のデータ基盤構築フレームワーク「SnowCast」を提供開始

■AIデータオペレーションとモダンデータ基盤を短期間で構築 Finatextホールディングス<4419>(東証グロース)グループのナウキャストは5月30日、Snowflakeをベースにしたデータ基盤構築フレームワーク「SnowCast」の提供を開始したと発表。多くの企業がAI・データ活用を進める中で、人材不足やコスト面での課題を抱えており、同社は自社で蓄積したノウハウを集約し、迅速な基盤構築を可能にするソリューションを開発した。 「SnowCast」は、DataOpsの原則に..