2025年06月一覧

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スターシーズ、中国大手ロベステック社と蓄電池事業で戦略提携、次世代エネルギー市場へ本格参入へ

■上海のTier1企業と日本市場での蓄電プロジェクトを共同展開 スターシーズ<3083>(東証スタンダード)は6月3日、次世代エネルギーソリューションを展開する中国・上海のShanghai Robestec Energy Co., Ltd.(ロベステック社)と、蓄電池分野における業務提携契約を締結したと発表。背景には、2050年カーボンニュートラルに向けた再生可能エネルギーの普及と、それに伴う電力供給の安定化が求められている現状がある。ロベステック社は大規模蓄電池からAI統合..

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識学、チェンジと暑熱対策アプリ「カオカラ」レンタル開始、現場の暑熱リスクを可視化する新サービス展開

■AIカメラ活用で客観的な熱中症リスク評価を実現 識学<7049>(東証グロース)は6月3日、チェンジ(東京都港区)との業務提携により、暑熱対策AIカメラアプリケーション「カオカラ」のレンタルサービス提供を開始したと発表。「カオカラ」は、ポーラメディカルが開発した顔認識技術を活用したアプリであり、表情や肌の色の変化から熱中症リスクを数値化する。これにより、現場での即時対応が可能となり、感覚に頼らない客観的なリスク判断が実現される。レンタル形式での提供により、オフシーズンの保管..

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バルクホールディングス、社名を「VLCセキュリティ」に社名変更へ

■コア事業の明確化目指し商号変更を決定 バルクホールディングス<2467>(名証ネクスト)は6月3日、商号変更およびそれに伴う定款の一部変更について、同年6月25日に予定されている第31期定時株主総会での承認を条件に議案として付議することを決定したと発表。商号変更の背景には、グループのコア事業を明確化し、ブランド力を強化するという戦略的な目的がある。 新たな商号は「株式会社VLCセキュリティ」となり、英文表記は「VLC SECURITY CO.,LTD.」とされる。この変更は..

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S&J、アイディルートコンサルティングと連携しOT SOCサービスの強化へ、サイバー攻撃対策の高度化に対応

■インシデント発生時の迅速な対応支援体制を構築 S&J<5599>(東証グロース)は6月3日、アイディルートコンサルティング(IDR)と連携し、産業制御システム向けセキュリティ監視(OT SOC)サービスの強化に取り組むと発表。近年、製造・インフラ・公共分野を狙ったサイバー攻撃が増加しており、より高度な脅威検知・対応体制が求められている。今回の連携により、S&JはIDRのOT SOCサービスを支援し、多様なシステム環境に対応可能な監視体制の整備や迅速なインシデント対応を実現す..

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魁力屋、「グランキュイジーヌ」全株式を取得し子会社化へ、多ブランド戦略の第一弾

■ラーメン市場の拡大余地見据え、独立ブランドを傘下に 魁力屋(かいりきや)<5891>(東証スタンダード)は6月3日、東京都中央区に本社を構えるグランキュイジーヌの全株式を取得し、同社を完全子会社とする株式譲渡契約を締結したと発表。魁力屋は、外食産業において寡占化が進んでいないラーメン市場に大きな成長可能性を見出しており、今後の中長期戦略として「加速度的な店舗展開」「収益構造の変革」「食の総合企業化」を掲げている。今回の株式取得は、その一環として複数ブランドを束ねる持続的成長..

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インフォマート、25年12月期は大幅増収増益予想、利用企業数が117万社突破、強固な顧客基盤を構築

 インフォマート<2492>(東証プライム)は、企業間の商行為を電子化する国内最大級のクラウド型BtoB電子商取引プラットフォーム(飲食業向けを中心とする受発注、全業界を対象とする請求書など)を運営している。25年12月期は大幅増収増益で連続増配予想としている。引き続き利用企業数が順調に増加するほか、価格改定効果やサーバーのクラウド移行完了によるデータセンター費の減少なども寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は水準を切り上げて年初来高値圏だ。利益確定売..

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アスカネット、26年4月期収益回復を目指す、フューネラル事業は安定成長、葬儀市場をITで革新

 アスカネット<2438>(東証グロース)は、葬儀社・写真館向け遺影写真加工のフューネラル事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集制作のフォトブック事業を主力として、空中結像ASKA3Dプレートの空中ディスプレイ事業の拡大にも注力している。25年4月期は減益予想だが、経営体制を刷新して26年4月期以降の収益回復を目指すとしている。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は安値圏だが底固め完了感を強めている。出直りを期待したい。なお6月10日に25年4月期決算発表を..

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エイトレッド、26年3月期は2桁営業・経常増益予想、クラウド事業が躍進し9期連続増配へ

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)はワークフローシステムのリーディングカンパニーとして、小規模企業向けクラウド型X-point Cloudと大手・中堅企業向けパッケージ型AgileWorksを主力としている。26年3月期は2桁営業・経常増益予想、そして9期連続増配予想としている。クラウドサービスが順調に拡大し、前期の一時的な減価償却費が減少することも寄与する。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は反発力が鈍く安値圏でモミ合う形だが、調整一巡して出直りを期待し..