2025年05月一覧

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ダイトーケミックス、1株を3株に株式分割、発行可能株式数1億超へ

■株式流動性の向上と投資家層拡大を図る方針 ダイトーケミックス<4366>(東証スタンダード)は5月26日、普通株式を1株につき3株の割合で分割することを決定したと発表。分割の基準日は9月30日、効力発生日は10月1日である。これにより、発行済株式総数は3360万株となり、発行可能株式総数は1億3440万株へと増加する。投資単位の引き下げを通じて株式の流動性向上と投資家層の拡大を目指すもので、資本金額の変更は行われない。 この株式分割に伴い、定款第6条の「発行可能株式総数」を..

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日清製粉、最新鋭スマートファクトリー「水島工場」を岡山県倉敷市に完成、IoT・AI・ロボット活用の次世代工場が稼働

■自動化からデータ分析まで、無人稼働も視野に入れた先進技術を導入 日清製粉グループ本社<2002>(東証プライム)は5月26日、岡山県倉敷市の臨海部に建設を進めていた業務用小麦粉の新工場「水島工場」が完成し、本格稼働を開始したと発表。IoT・AI・ロボットを駆使したスマートファクトリーで、国内外の工場のロールモデルとなる。中四国地区の内陸2工場(岡山工場と坂出工場)を閉鎖し、臨海大型工場への生産集約を完了させた。 同工場は最新の自動化技術を広範囲に導入し、将来的には無人稼働も..

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キユーピー、家庭用118品目を最大18%値上げへ、マヨネーズから介護食まで

■鶏卵・人件費などコスト増に対応、企業努力では吸収困難と判断 キユーピー<2809>(東証プライム)は5月26日、家庭用商品118品目について価格改定を実施すると発表した。調味料や素材食品は2025年9月1日出荷分から、介護食等は同年10月1日出荷分からの改定となる。対象となるのは、マヨネーズ類30品目、ドレッシング類27品目、パン用スプレッド6品目、素材食品3品目、介護食52品目である。改定幅は約4〜18%とされ、具体例として「キユーピー マヨネーズ450g」は税込520円..

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マルハニチロとセンコーグループ、物流を軸に包括的業務提携を締結

■物流拠点の相互活用や人材教育の共有で効率化推進 マルハニチロ<1333>(東証プライム)は5月26日、センコーグループホールディングス<9069>(東証プライム)と包括的業務提携契約を締結したと発表。両社はともに100年を超える企業文化を持ち、物流機能の強化と非物流分野での共創を通じて企業価値を高めることを目的としている。マルハニチロは「海といのちの未来をつくる」をパーパスに掲げ、センコーは物流を核に多様な事業を展開しており、この提携で相互の経営資源を有機的に連携させる。 ..

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三井住友建設、AI活用でトンネル発破作業を自動化「AI de 先ヤマ」を開発

■熟練工の暗黙知をAIで再現、山岳トンネル発破効率化技術が登場 三井住友建設<1821>(東証プライム)は5月26日、ユニアデックスと共同で、山岳トンネル工事向けにAIを活用した発破パターン自動選定技術「AI de 先ヤマ(発破編)」を開発したと発表。同技術は熟練トンネル特殊工の暗黙知をデータ化し、削孔・装薬作業で得られる情報をAIに学習させることで、地山状況に最適な発破パターンを自動提案する。これにより熟練工の判断を再現可能とし、人材不足の緩和と作業効率化が期待される。 従..

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HOUSEI、生成AIチャット型BI『imprai ezBI』Ver1.1をリリース、データ活用がさらに容易に

■CSV取込機能の強化とレーダーチャート追加で柔軟なデータ可視化を実現 HOUSEI<5035>(東証グロース)は5月26日、生成AIを活用したBIツール「imprai ezBI」の新バージョンVer1.1をリリースしたと発表。今回のアップデートでは、非エンジニアでも使いやすいデータ分析機能がさらに強化され、現場のデータ活用を促進する4つの新機能が追加された。特にCSV取込機能の柔軟性向上やレーダーチャートの導入により、多様なデータソースを簡単に可視化できるようになった。 新..

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メタリアル、決済トレンドの分析・市場予測AIエージェントの提供開始、数分で市場予測

■急変する決済業界を即時分析、競合・政策動向も網羅 メタリアル<6182>(東証グロース)は5月26日、決済市場の分析・予測を支援するAIエージェント「Metareal ペイメント(Metareal PM)」の提供を開始したと発表。Metareal PMは、業界トレンドや消費者行動、競合状況、政策変化などをAIが横断的に解析し、数分で実用的なレポートを生成する。多言語対応と可視化重視の出力により、フィンテック企業やマーケティング担当者の業務効率化を図るものである。 同社はこの..

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ラクスル、丸玉工業・丸玉ウェル両社を完全子会社化、障がい者雇用促進と事業拡大を同時実現

■岐阜の老舗メーカーと就労支援事業所の実績をグループ全体に展開、多様性推進の新段階へ ラクスル<4384>(東証プライム)は5月26日、オリジナル手提げ袋の製造・販売を手掛ける丸玉工業と障がい者就労支援事業を運営する丸玉ウェルの全株式を取得し、子会社化する株式譲渡契約を締結したと発表。両社は岐阜県岐阜市に本社を置く。この買収により、ラクスルグループは製造機能の強化と障がい者雇用の促進という二つの重要な課題に同時に取り組む体制を構築する。丸玉工業は70年の歴史を持つ紙袋メーカー..