住友ファーマ、アジア事業の60%を丸紅グローバルファーマに約450億円で譲渡
■財務基盤強化と成長分野への集中投資が狙い 住友ファーマ<4506>(東証プライム)は4月1日、アジア事業を新設子会社に承継させた上で、その株式の60%を丸紅グローバルファーマに譲渡する契約を締結したと発表。譲渡対価は約450億円で、残り40%株式の将来譲渡も予定され、その対価は約270億円となる見込みだ。 住友ファーマのアジア事業は住友制葯投資(中国)と住友ファーマアジアパシフィックを中心に展開しており、2024年3月期の売上収益は408億円、コアセグメント利益は184億円..