2025年02月一覧

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パナソニックHDが急伸、四半期決算発表の1時間後に「グループ経営改革」を発表、期待強まる

■25年度中に見極めが必要な事業の方向づけを行い収益向上めざす パナソニックHD(パナソニック ホールディングス)<6752>(東証プライム)は2月5日、取引開始後に15%高の1755.5円(226.0円高)まで上げ、午前10時を回っても13%高前後のまま急伸一段高となっている。4日の15時30分に第3四半期決算を発表し、その1時間後に「グループ経営改革(要旨)」も発表。2028年度にROE(株主資本利益率)を直近の7%前後から10%以上に向上させるなどの取り組みに期待が強ま..

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JPホールディングスは調整一巡し出直りに期待、25年3月期増収増益予想、さらに上振れの可能性

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設づくり」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。25年3月期は受入児童数の順調な増加や施設の効率的運営などにより増収増益予想としている。中間期の進捗率が高水準であり、期後半の構成比が高い収益特性も勘案すれば通期予想は上振れの可能性が高く、積極的な事業展開..

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アスカネットは底固め完了、25年4月期は増収・2桁増益予想、自己株式取得も支援材料

 アスカネット<2438>(東証グロース)は、葬儀社・写真館向け遺影写真加工のフューネラル事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集制作のフォトブック事業を主力として、空中結像ASKA3Dプレートの空中ディスプレイ事業の拡大にも注力している。25年4月期は増収・2桁増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は安値圏で軟調だが、24年12月の安値を割り込まずに推移して底固め完了感を強めている。自己株式取得(24年12月20日付で発表)も支援材料であり..

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朝日ラバーは上値を試す展開に期待、25年3月期減益予想も26年3月期は需要回復期待、指標面の割安感も評価材料

 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は自動車内装LED照明光源カラーキャップを主力として、医療・ライフサイエンスや通信分野の事業拡大も推進している。2030年を見据えた長期ビジョンではSDGs・ESG経営を意識して経営基盤強化を目指している。25年3月期は自動車内装照明用ASA COLOR LEDの需要回復遅れ等で減益予想だが、26年3月期の需要回復を期待したい。株価は小動きだが水準を切り上げて戻り高値圏だ。高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料..

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建設技術研究所、25年12月期は積極的な事業展開で収益拡大に期待、上値を試す展開へ

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタントの大手である。成長戦略として、グローバルインフラソリューショングループとしての飛躍を目指すとともに、インフラ整備を通じた「サステナビリティ」の実現にも取り組んでいる。24年12月期は小幅減益予想だが、国土強靭化関連など事業環境は良好であり、会社予想に再上振れ余地がありそうだ。さらに25年12月期も積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価(効力発生日25年1月1日付で株式2分割)は水準を切り上げて戻り高値圏..