「2025年02月」一覧
イトーキが逆行高、今期も最高益の見込みでPER10倍前後、割安さ目立つ
■前12月期の連結決算は売上高、営業利益など最高を更新 イトーキ<7972>(東証プライム)は2月28日、堅調相場となり、1621円(39円高)まで上げた後も1600円前後で売買され、日経平均1000円安などの全体安に逆行している。約2週間前に1812円の高値をつけたあと調整含みの相場だったが、業績は好調。株価1600円前後は今期予想PER9.8倍になり、10倍を下回る水準のため割安感が強まると見られている。 前期、2024年12月期の連結決算は、売上高が3期連続の増収となり..
28130 和弘食品 子会社の異動を伴う株式の取得に関するお知らせ
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クリーク・アンド・リバー社、26年2月期の収益拡大を期待、プロフェッショナル50分野構想で事業領域拡大へ
クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)はクリエイティブ分野を中心にプロフェッショナル・エージェンシー事業、プロデュース事業、ライツマネジメント事業を展開し、プロフェッショナル50分野構想を掲げて事業領域拡大戦略を加速している。25年2月期は下方修正して減益予想となったが、積極的な事業展開で26年2月期の収益拡大を期待したい。株価は順調に水準を切り上げて戻り歩調だ。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
マーケットエンタープライズ、25年6月期は大幅増収増益予想、メディア・モバイル通信事業でシナジー効果発揮へ
マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、持続可能な社会を実現する最適化商社を目指して、ネット型リユース事業、メディア事業、モバイル通信事業を展開している。中期経営計画では、個人向けリユース分野における投資を拡大し、リユース市場でのプレゼンス確立を推進する方針としている。25年6月期は大幅増収増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は急伸した昨年来高値圏から一旦反落したが、利益確定売りが一巡して上値を試す展開を期待したい。
ピックルスホールディングス、26年2月期も積極的な事業展開で収益拡大に期待、指標面の割安感も評価材料
ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)は漬物・キムチ製品の最大手で、独自の乳酸菌Pne-12を使用した「ご飯がススムキムチ」シリーズや惣菜を主力としている。成長戦略として製品開発強化、販売エリア・販売先拡大、販売価格適正化や原価低減による収益性向上などを推進し、野菜・発酵・健康の総合メーカーを目指して外食・小売・農業領域への展開も推進している。25年2月期は小幅ながら増収増益予想としている。26年2月期も積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は昨年..
ヤマシタヘルスケアホールディングス、25年5月期減益予想も上振れ余地、低PBRなど指標面の割安感も評価材料
ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>(東証スタンダード)は、経営理念に「地域のヘルスケアに貢献する」を掲げ、九州を地盤とする医療機器専門商社(山下医科器械)を中心に、継続的な収益拡大に向けてヘルスケア領域でのグループ力向上を推進している。25年5月期は人件費増加などで減益予想としている。ただし第2四半期累計の利益進捗率が高水準だったことを勘案すれば、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は反発の動きを強めている。1倍割れ..
アステナホールディングス、25年11月期営業・経常減益予想も収益拡大へ、株主還元重視で高配当利回りが魅力
アステナホールディングス<8095>(東証プライム)はヘルスケア・ファインケミカル企業集団として、医薬品・医薬品原料・表面処理薬品を主力とする専門商社からメーカーへと変貌している。25年11月期は不透明感等を考慮して営業・経常減益予想としているが保守的だろう。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は反発力が鈍く安値圏だが、高配当利回りや低PBRなども評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。