NEC、羽田空港に地上型衛星航法補強システムを導入し正式運用開始
■GPS活用の新技術で航空機の安全な進入着陸を支援 NEC<6701>(東証プライム)が開発した地上型衛星航法補強システム(GBAS)が、2025年1月23日から羽田空港で正式運用を開始した。アジア地域におけるGBASの正式導入はこれが初となる。同システムはGPSを活用し、航空機の安全な進入着陸を支援するもので、従来の計器着陸装置(ILS)と同等の精度を有しながら、より柔軟な運用が可能である。GBASは複数の滑走路や双方向での着陸に対応でき、設備の簡素化によるコスト削減が期待..