2025年01月一覧

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日本ヒュームは歴史的高値に進む、埼玉県八潮市で発生した道路陥没を受け注目強まる

■下水道向けヒューム管の大手、今年設立100周年のため期待も 日本ヒューム<5262>(東証プライム)は1月30日、2日続けて大きく値上がりし、取引開始後は7%高の1543円(101円高)まで上げて35年から40年ぶりの1500円台に進んでいる。下水道向けヒューム管(遠心力鉄筋コンクリート管)の大手で、埼玉県八潮市で28日午前に発生した道路陥没事故の原因として下水道管の劣化・漏水が指摘されたことを受け、全国的な更新需要などへの期待が出ている。 業績は回復基調を強める傾向で、1..

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アステナホールディングス、25年11月期は営業・経常減益予想も積極展開で収益拡大に期待、高配当利回りは魅力

 アステナホールディングス<8095>(東証プライム)はヘルスケア・ファインケミカル企業集団として、医薬品・医薬品原料・表面処理薬品を主力とする専門商社からメーカーへと変貌している。24年11月期は当期純利益が減損損失計上で赤字だが、計画を上回る大幅営業・経常増益で着地した。ファインケミカル事業における事業効率化、医薬事業における同業他社の一部製品販売中止に伴う代替需要、研究開発費の次期への先送りなどが寄与した。25年11月期は不透明感等を考慮して営業・経常減益予想としている..

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マルマエは目先的な売り一巡、25年8月期は大幅増収増益予想、半導体分野の受注・売上が回復基調

 マルマエ<6264>(東証プライム)は、半導体・FPD製造装置向け真空部品などの精密切削加工を展開している。長期ビジョンとして「幅広い分野の総合メーカーを支える部品加工のリーディングカンパニー」を目指し、中期計画では成長戦略として消耗品拡大による受注安定化、市場シェア拡大に向けた能力増強投資、ESG経営などを推進している。25年8月期は大幅増収増益予想としている。半導体分野の受注・売上が回復基調であり、積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は戻り高値圏から反落して上値..

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アイデミー、25年5月期は小幅営業・経常増益予想、売上面はM&Aも寄与して高成長を継続

 アイデミー<5577>(東証グロース)は東大発のAIスタートアップである。AI/DX人材の育成を支援するプロダクト、顧客のAI開発やDX変革を伴走型で支援するソリューションなどを一気通貫サービスとして提供している。25年5月期は先行投資等の影響で小幅営業・経常増益にとどまるが、売上面はM&Aも寄与して高成長を継続する見込みとしている。第2四半期累計は成長に向けたM&A・人材投資等で赤字だが、四半期別に見ると第2四半期は営業黒字だった。中長期的に同社を取り巻く事業環境は良好で..