2024年11月一覧

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第一生命HDが一段高、トランプ氏の当選を受け海外資産の運用環境好転など期待

■米金利の上昇と為替の円安など予想され注目強まる 第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)は11月7日、一段高で始まり、取引開始後は8%高の4293円(312円高)まで上げ、約2か月ぶりに4200円台を回復している。米大統領選でトランプ氏が当選し、その政策から米金利の上昇と為替の円安などが予想されるため、資産運用環境の好転などに期待が強まっている。 第2四半期の決算発表は11月14日を予定。8月に発表した第1四半期決算(2024年4~6月・連結)で..

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インテージホールディングスは25年6月期1Q営業減益だが、通期2桁営業増益予想据え置き

(決算速報) インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は11月6日に25年6月期第1四半期連結業績を発表した。売上面はマーケティング支援(消費財・サービス)事業が堅調に推移し、新規連結も寄与して増収だが、人件費・経費の増加等で営業減益だった。経常利益は為替差損益悪化なども影響して大幅減益、純利益はCRO事業譲渡益を計上して大幅増益だった。通期の2桁営業増益予想は据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は反発力の鈍い形だが、調整一巡して出直りを期待..

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TACは25年3月期2Q累計大幅増益、通期も上振れの可能性

(決算速報) TAC<4319>(東証スタンダード)は11月6日に25年3月期第2四半期累計(中間期)連結業績を発表した。計画を上回る大幅増益(11月1日付で上方修正)だった。個人教育事業が堅調に推移したことに加え、営業コスト構造の見直しや全社ベースの業務効率化の効果が寄与した。通期連結業績予想は据え置いたが、第2四半期累計の上方修正を勘案すれば通期も上振れの可能性が高いだろう。積極的な事業展開で収益回復基調を期待したい。株価は上方修正を好感して急伸し、年初来高値を更新した。..

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アルコニックスは25年3月期2Q累計大幅増益と順調、配当を上方修正

(決算速報) アルコニックス<3036>(東証プライム)は11月6日に25年3月期第2四半期累計(中間期)連結業績を発表した。商社流通分野における販売数量の増加、製造分野における価格転嫁の進展などにより大幅増益だった。そして通期予想を据え置いた。需要・市況の回復、価格転嫁やコスト改善の進展などの効果により大幅増益予想としている。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。なお配当については上方修正した。株価は調整一巡して反発の動きを強めている。好業績、配当上方修正、指標面の割安感を..

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加賀電子は25年3月期2Q累計減収減益だが計画比上振れ、下期回復見込みで通期予想据え置き

(決算速報) 加賀電子<8154>(東証プライム)は11月6日に25年3月期第2四半期累計(中間期)連結業績を発表した。減収減益だった。電子部品事業における主要顧客の在庫調整長期化の影響に加え、人件費増加なども影響した。ただし社内計画比では上振れて着地した。そして下期は需要が回復に向かうと見込み、通期予想を据え置いた。なお次期中期経営計画(26年3月期~28年3月期)も発表した。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は戻り一服の形となったが、調整一巡して出直りを期待..

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クレスコは25年3月期2Q累計大幅増収増益と順調、通期も増収増益予想

(決算速報) クレスコ<4674>(東証プライム)は11月6日に25年3月期第2四半期累計(中間期)連結業績を発表した。全体として受注が好調に推移し、前年の不採算プロジェクトの影響が一巡したため大幅増収増益だった。そして通期も増収増益予想としている。受注環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は戻り高値圏から反落して上値を切り下げる形だが、好業績を評価して反発を期待したい。