2024年10月一覧

NO IMAGE

ウェザーニューズが値上がり率1位、第1四半期の売上高が最高更新、株式分割も好感

■経常利益は円高の影響で減益だったが通期では増益の予想を継続 ウェザーニューズ<4825>(東証プライム)は10月7日、急反発の一段高で始まり、取引開始後に12%高の6180円(640円高)まで上げ、約5週間ぶりに年初来の高値を更新している。昨年11月以来の6000円台。4日の15時30分に第1四半期連結決算(2024年6~8月)と11月末を基準日とする株式2分割を発表。第1四半期の売上高が「Q1として過去最高売上」(決算説明資料)となったことなどと合わせて好感され、東証プラ..

NO IMAGE

ファーストコーポレーションは上値試す、25年5月期大幅増収増益予想

 ファーストコーポレーション<1430>(東証スタンダード)は、造注方式を特徴として分譲マンション建設などを展開するゼネコンである。当面の目標である年商500億円の早期実現と、次のステージとなる年商1000億円へのステップアップに向けて、業容の拡大と利益水準の向上に取り組み、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指すとしている。25年5月期は大幅増収増益予想としている。完成工事が順調に推移し、前期からズレ込みとなった事業用地売上なども寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡..

NO IMAGE

ミロク情報サービスは上値試す、25年3月期増収増益予想

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は財務・会計ソフトをベースとして、クラウド・サブスク型収益モデルへの転換加速、統合型DXプラットフォーム戦略、サステナビリティ経営などを推進している。25年3月期は増収増益予想としている。新規顧客獲得による顧客基盤の拡大、サブスクリプション型への移行加速などにより、人件費増加などの先行投資を吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は戻り高値圏だ。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。

NO IMAGE

ケンコーマヨネーズは上値試す、25年3月期は再上振れの可能性

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はサラダ・総菜類、タマゴ加工品、マヨネーズ・ドレッシング類などを展開し、25年3月期から36年3月期までの12年間を対象とする中長期計画では、ビジョンに「サラダ料理で世界一になる」を、経営目標値には最終年度36年3月期のROE8%以上、DOE2.5%以上などを掲げている。25年3月期は大幅増益予想としている。タマゴ加工品の売上回復に加え、価格改定効果なども寄与する見込みだ。さらに再上振れの可能性があり、積極的な事業展開で収益拡大..

NO IMAGE

JPホールディングスは上値試す、25年3月期増収増益予想

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設づくり」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。25年3月期は受入児童数の順調な増加や施設の効率的運営などにより増収増益予想としている。第1四半期の進捗率が高水準であり、期後半の構成比が高い収益特性も考慮すれば通期予想は上振れの可能性が高く、積極的な事業..

NO IMAGE

アドバンテストが戻り高値を更新、米半導体株高に乗り9月下旬の上げに弾み

■実質的な上場来の高値に向けて出直り強める アドバンテスト<6857>(東証プライム)は10月7日、一段高で始まり、取引開始後は7270円(296円高)をつけて戻り高値を更新し、株式分割を考慮した実質的な上場来の高値7456円(2024年2月16日)に向けて出直りを強めている。米半導体株指数SOXが前週末まで3日続伸し、NYダウの最高値更新を受けて買い安心感が強まった。9月下旬には、米マイクロン・テクノロジーの四半期決算が好調だったことなどを受けて戻り高値に進んだが、この上げ..

NO IMAGE

日本エンタープライズは25年5月期通期営業・経常増益予想据え置き

(決算速報) 日本エンタープライズ<4829>(東証スタンダード)は10月4日の取引時間終了後に24年5月期第1四半期連結業績を発表した。大幅減益だった。システム開発サービスの一部案件計上時期変動による減収影響のほか、定額制コンテンツにおける運営管理費の増加、人件費・採用費の増加などが影響した。ただし通期の営業・経常増益予想を据え置いた。各事業とも順調に推移する見込みだ。積極的な事業展開により、通期ベースでの収益拡大を期待したい。株価はやや反発力の鈍い形だが、調整一巡して出直..

NO IMAGE

日経平均は604円高で始まる、NY株はダウ341ドル高、S&P500とNASDAQも大幅反発

 10月7日(月)朝の東京株式市場は、日経平均が大幅続伸基調の604円30銭高(3万9239円92銭)で始まった。為替は1ドル148円台に入り円安となっている。 NY株式はダウが341.16ドル高(4万2352.75ドル)と大幅に反発し、終値での最高値を更新。雇用統計を受けて景気の足腰の強さが再確認されたとされ、S&P500種とNASDAQ総合指数も大幅に反発し、半導体株指数SOXは3日伸。 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は3万9625円となり、東京市場4..