2024年10月一覧

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朝日ラバー、25年3月期業績予想を下方修正も配当予想は据え置き、低PBRも評価材料で下値限定的

(業績修正速報) 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は10月30日に25年3月期第2四半期累計および通期連結業績予想の下方修正を発表した。主力の自動車関連製品の受注が計画を下回ることに加え、生産合理化につながる設備投資コストの増加なども影響する見込みだ。なお配当予想は据え置いた。株価は反発力が鈍く安値圏でモミ合う形だが、需要回復遅れは織り込み済みと考えられる。1倍割れの低PBRも評価材料であり、下値限定的だろう。なお11月8日に25年3月期第2四半期決算発表を予定して..

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日本エム・ディ・エム、25年3月期2Q累計は計画を上回る増益、獲得症例数増加が収益を牽引

(決算速報) 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は10月30日に25年3月期第2四半期累計(中間期)連結業績を発表した。計画を上回る増益で着地した。円安によって売上原価率が上昇し、人件費なども増加したが、日本国内、米国とも獲得症例数が増加し、増収効果で吸収した。そして通期増収増益予想を据え置いた。償還価格引き下げや円安による調達コストの上昇などがマイナス要因となるが、獲得症例数増加による増収効果や原価低減効果などで吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調..

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ソフトクリエイトホールディングス、25年3月期2Q累計は期初計画を上回る水準で着地、EC・ITソリューションが牽引

(決算速報) ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)は10月30日に25年3月期第2四半期累計(中間期)連結業績を発表した。前期の一過性収益の反動や人的資本投資によるコスト増加などで小幅営業・経常減益だったが、期初計画を上回る水準で着地した。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも順調に拡大した。そして通期の増収増益予想を据え置いた。期初時点で下期偏重の計画だったことを勘案すれば、積極的な事業展開で収益拡大基調に変化はないだろう。株価は急伸した..

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アドバンテストは一段高で始まる、第2四半期の売上高51%増加し通期の業績予想を増額修正、自社株買いも好感

■「想定よりも急峻なペース」で半導体のテスト需要が拡大 アドバンテスト<6857>(東証プライム)は10月31日、一段高で始まり、取引開始後は8%高の9310円(715円高)まで上げて上場来の高値を連日更新している。30日の15時に発表した第2四半期決算(2024年1~9月・累計、IFRS、連結)の売上高が前年同期比51.4%増加し、営業利益は2.8倍となるなど大幅に増加。3月通期予想の増額修正と自己株式の取得(自社株買い)も発表し、好感買いが集中している。 今期・25年3月..