2024年10月一覧

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きょう新規上場の東京メトロは買い気配のまま公開価格の20%高(午前9時40分現在)

■時価総額7000億円規模でソフトバンクG以来の大型上場とされる 10月23日、東証プライム市場に直接新規上場となった東京メトロ(東京地下鉄)<9023>(東証プライム)は、買い気配で始まり、午前9時40分現在も買い気配のまま1440円(公開価格1200円の20%高)で買い殺到となっている。 公開価格に基づく時価総額は7000億円規模となり、ソフトバンクG以来の大型上場とされている。(HC) ...

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冨士ダイスは調整一巡、25年3月期大幅増益予想、需要回復とコスト削減効果が業績を後押し

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は超硬合金製耐摩耗工具(工具・金型)のトップメーカーで、成長戦略として経営基盤強化、生産性向上・業務効率化、海外事業の飛躍、脱炭素・循環型社会への貢献、新事業確立に取り組んでいる。25年3月期は大幅増益予想としている。需要回復や原価低減効果などを見込んでいる。積極的な事業展開で収益回復基調を期待したい。株価は戻り高値圏で上げ一服の形となったが、高配当利回りや1倍割れの低PBRも評価材料であり、調整一巡して上値を試す展開を期待したい。

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アイデミーは底固め完了、25年5月期1Qは2桁増収と順調、M&Aなどが高成長を後押し

 アイデミー<5577>(東証グロース)は東大発のAIスタートアップである。AI/DX人材の育成を支援するプロダクト、顧客のAI開発やDX変革を伴走型で支援するソリューションなどを一気通貫サービスとして提供している。10月22日には伴走型支援の一環としてマツダE&Tと工場設備監視アプリの開発をリリースした。25年5月期は先行投資等の影響で小幅営業・経常増益にとどまるが、売上面はM&Aも寄与して高成長を継続する見込みとしている。第1四半期は2桁増収と順調だった。中長期的に同社を..

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朝日ラバーは下値切り上げ、25年3月期大幅増益予想、自動車向けゴム製品の受注回復などが業績を後押し

 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は自動車内装LED照明光源カラーキャップを主力として、医療・ライフサイエンスや通信分野の事業拡大も推進している。2030年を見据えた長期ビジョンではSDGs・ESG経営を意識して経営基盤強化を目指している。25年3月期は自動車向けゴム製品の受注回復や通信分野の新製品量産化などにより大幅増益予想としている。積極的な事業展開で収益回復基調だろう。株価は調整一巡して下値を切り上げている。高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も..

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ティムコは調整一巡、25年11月期収益改善期待、客接点強化・EC拡大・海外展開を推進

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)はフィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売を展開している。フィッシング用品分野ではフライフィッシングのパイオニアであり、アウトドア用品分野ではオリジナル衣料ブランドFoxfireを主力としている。収益力向上に向けた基本戦略として顧客接点の強化、EC分野の拡大、海外への展開を推進している。24年11月期第3四半期累計は減収減益(赤字化)だった。フィッシング事業では在庫調整局面が継続し、アウトドア事業では一部売れ筋商品の在庫..

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マルマエは下値切り上げ、25年8月期大幅増収増益予想、半導体分野での受注が回復

 マルマエ<6264>(東証プライム)は半導体・FPD製造装置向け真空部品などの精密切削加工を展開し、成長戦略として消耗品の拡大による受注安定化、市場シェア拡大、ESG経営などを推進している。24年8月期は半導体分野の市場停滞の影響で大幅減収減益だったが、25年8月期は半導体分野の受注回復により一転して大幅増収増益予想としている。収益回復基調を期待したい。株価は8月の安値圏から徐々に下値を切り上げている。出直りを期待したい。

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アサヒグループHDは6日ぶりに値上がりして始まる、ビールなどの値上げを好感

■来年4月からだがコスト高による収益圧迫の緩和に期待 アサヒグループHD(アサヒグループホールディングス)<2502>(東証プライム)は10月23日、急反発で始まり、取引開始後は1815.0円(71.0円高)をつけ、6日ぶりに値上がりしている。22日に酒類などの値上げを発表、好感買いが先行している。値上げは卸向けの2025年4月1日出荷分からになるもよう。半年以上先になるが、原材料費や輸送コストなどの上昇による業績圧迫の緩和が期待されている。 「主力の缶ビール『スーパードライ..

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日本企業の支持はハリス氏43%、トランプ氏15% 大統領選の注目点は「為替」から「地政学リスク」へ(東京商工リサーチ)

 11月のアメリカ大統領選まで1カ月を切った。民主党のカマラ・ハリス候補と共和党のドナルド・トランプ候補が接戦を繰り広げているが、国内企業はハリス候補の支持が高いことがわかった。  東京商工リサーチは...