「2024年08月」一覧
日経平均1800円安、今年4月以来の3万6000円台に下押す
8月2日朝寄り後の東京株式市場では、日経平均が682円安で始まった後も急落し、午前9時25分過ぎに下げ幅が1800円を超えた。9時30分を過ぎては188576銭安(3万6240円57銭)前後となっている。 取引時間中の3万6000円台は今年4月19日以来、約4か月ぶり。中東でイスラム武装組織ハマスのトップが暗殺され、イランが報復を表明して金相場が最高値に進むなど不安感が増している上、NYダウが494ドル安と下げ半導体株指数SOXは7%安と大きく下落。円相場は一段の円高となっ..
ゼリア新薬工業は25年3月期1Q大幅増収増益、通期上振れ余地、上値を試す展開に期待
(決算速報) ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は8月1日の取引時間終了後に25年3月期第1四半期連結業績を発表した。大幅増収増益だった。医療用医薬品事業、コンシューマーヘルスケア事業とも伸長し、営業外での為替差益計上も寄与した。そして通期増収増益予想を据え置いた。第1四半期の進捗率は為替差益計上の影響を除いても高水準であり、通期予想に上振れ余地がありそうだ。なおコンシューマーヘルスケア事業の一部製品について9月2日出荷分より価格改定を実施する。積極的な事業展開で収益..
ソフトクリエイトホールディングスは25年3月期1Q営業・経常減益だが計画を上回る水準、通期増収増益予想維持
(決算速報) ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)は、8月1日の取引時間終了後に25年3月期第1四半期連結業績を発表した。前期の一過性収益の反動や人的資本投資によるコスト増加などで営業・経常減益だが、計画を上回る水準だった。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも売上高が順調に拡大した。そして通期の増収増益予想を据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大基調に変化はないだろう。株価は地合い悪化も影響して水準を切り下げる形となったが、調整一巡して出..