「2024年08月」一覧
ファンペップ、抗体誘導ペプチドの新規製剤技術で動物試験で目標を達成、後期フェーズへ
■POP BIOのSNAPプラットフォーム技術を活用、更なる治療薬開発へ期待 ファンペップ<4881>(東証グロース)は8月21日、抗体誘導ペプチドの新規製剤技術として、POP BIOのSNAPプラットフォーム技術を用いた研究において、初期フェーズのマウスを用いた動物試験で目標を達成し、後期フェーズの研究を開始したと発表。 抗体誘導ペプチドは、患者自身の免疫系を利用して病気の原因となるタンパク質を攻撃する新しいタイプの治療薬。同社は、このペプチド治療ワクチンの開発に力を入れて..
【どう見るこの株】ロゴスHDは大幅増益業績・高配当を手掛かりに割安直近IPO株買いの仕切り直しへ
■ラピダスの次世代半導体工場建設が追い風 ロゴスホールディングス(ロゴスHD)<205A>(東証グロース)は、8月5日につけた2番底2040円からのリバウンド幅を拡大させている。同社株は、今年6月28日に新規株式公開(IPO)され、初決算として発表した5月期業績で前2024年5月期業績の大幅黒字転換に続き、今2025年5月期業績も大幅増益と予想し、配当も年間137円を予定していることを手掛かりに割安直近IPO株買いが増勢となった。決算発表時には2日連続して上場来高値3400円..
山善、協働ロボットトライアル施設を新設、人手不足解消に向けた取り組み
■3DプリンタやAI機能も搭載、高度なテストが可能 ものづくり商社大手の山善<8051>(東証プライム)は、協働ロボットの試運転施設「協働ロボットテストラボ」を新大阪駅近くに開所(8月22日)すると発表。深刻化する製造業の人手不足を背景に、協働ロボットの需要が急増している。世界市場は2033年に3兆円規模まで拡大すると予測される中、山善は本社ビル内にあった既存施設を約3倍の面積に拡張し、独立した施設として移転する。■世界3大メーカーの機種を常設、個室型テストルームも完備 新施..