2024年08月一覧

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マルマエは反発の動き、25年8月期収益回復基調

 マルマエ<6264>(東証プライム)は半導体・FPD製造装置向け真空部品などの精密切削加工を展開し、成長戦略として消耗品の拡大による受注安定化、市場シェア拡大に向けた能力増強投資、ESG経営などを推進している。24年8月期は半導体分野における市場停滞の影響で大幅営業減益予想としている。ただし四半期別に見ると、第3四半期は売上高が回復に転じて営業利益も黒字転換したため、第2四半期がボトムとなった可能性がありそうだ。半導体分野が底打ちして25年8月期は収益回復基調を期待したい。..

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クリナップは反発の動き、25年3月期1Q減益だが通期増益予想

 クリナップ<7955>(東証プライム)はシステムキッチンの大手で、システムバスルームや洗面化粧台も展開している。重点施策として、既存事業の需要開拓と低収益からの転換、新規事業による新たな顧客の創造、ESG/SDGs視点での経営基盤強化を掲げている。25年3月期は拡販や原価低減を推進して増益予想としている。第1四半期は原材料価格高騰の影響などで大幅減益だったが、積極的な事業展開により、通期ベースでの収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが、目先的な..

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京写は反発の動き、25年3月期1Q小幅営業増益だが通期大幅営業増益予想

 京写<6837>(東証スタンダード)はプリント配線板の大手メーカーである。成長に向けて6つの重点戦略(グローバル生産・販売戦略、企業間連携戦略、効率化戦略、技術戦略、財務戦略、人財戦略)を推進し、独自のスクリーン印刷技術を活用してグローバルニッチトップメーカーを目指すとしている。25年3月期は自動車関連を中心に需要が堅調に推移して大幅営業増益予想としている。第1四半期は国内の自動車向けプリント基板の受注回復が遅れたため小幅営業増益にとどまったが、ベトナムにおける自動車分野の..

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シャープが一段と出直る、境工場を巡りソフトバンクG出資の観測や任天堂から受注の観測、7%高

■約2か月ぶりに1000円台を回復 シャープ<6753>(東証プライム)は8月23日、一段と出直って始まり、取引開始後は7%高の1016.5円(64.2円高)まで上げ、約2か月ぶりに1000円台を回復している。 テレビ向け液晶パネルなどを生産していた堺工場(堺市)でテレビ向け液晶パネルの生産が終了と21日に伝えられたのに続き、「1千億円の出資案、ソフトバンク、堺工場巡り」(共同通信ニュース8月22日夜)と伝えられたほか、「任天堂から、ゲーム機『ニンテンドースイッチ』の後継機向..

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日経平均は67円高で始まる、円安、NY株はダウ反落177ドル安、S&P500、NASDAQも反落

 8月23日(金)朝の東京株式市場は、日経平均が67円17銭高(3万8278円18銭)で始まった。為替は1ドル146円15銭前後で始まり85銭前後の円安となっている。 NY株式はダウが177.71ドル安(4万712.78ドル)と反落し、S&P500種、NASDAQ総合指数、半導体株指数SOXも反落。 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は3万8050円となり、東京市場22日の現物(日経平均)終値を161円下回った。(HC) ...