2024年04月一覧

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アイフリークモバイルは下値固め完了、25年3月期収益回復期待

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、および人材派遣のコンテンツクリエイターサービス事業(25年3月期よりDX事業に変更予定)を展開し、成長戦略としてブロックチェーン技術を活用したNFTコンテンツ分野やe-Sports関連サービスなども強化している。24年3月期はコンテンツ事業における一部サービス終了や既存アプリ改修に関する先行投資、コンテンツクリエイターサービス事業における既存顧客への単価改定遅れなどの影響..

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And Doホールディングスは上値試す、24年6月期は上振れ余地

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は住まいのワンストップサービスを展開している。ストック収益を積み上げるフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、不動産売買事業を成長強化事業と位置付けて、不動産×金融サービスの深化による高収益化を目指す不動産テック企業である。24年6月期は増収増益予想としている。ハウス・リースバック事業と不動産売買事業が牽引する見込みだ。第2四半期累計が期初計画を上回る大幅増収増益だったことなどを勘案すれば、通期会社予想に上振れ余..

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アステナホールディングスは戻り試す、24年11月期小幅営業増益予想だが上振れの可能性

 アステナホールディングス<8095>(東証プライム)はヘルスケア・ファインケミカル企業集団として、医薬品・医薬品原料・表面処理薬品を主力とする専門商社からメーカーへと変貌している。24年11月期は不透明感を考慮して小幅営業増益予想(下期偏重の計画)としているが、第1四半期が利益率向上施策の進展などにより大幅黒字転換し、第2四半期累計の利益予想を上方修正したことを勘案すれば、通期も上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価はやや小動きだが下値を徐々に切り..

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クレスコは調整一巡、25年3月期も収益拡大基調

 クレスコ<4674>(東証プライム)は独立系のシステムインテグレータで、ビジネス系ソフトウェア開発や組込型ソフトウェア開発のITサービスを主力としている。成長戦略として顧客のDXを実現するデジタルソリューションも強化している。4月1日に発表した新中期経営計画では、成長に向けた方向性として「IT・技術を通じて顧客の競争優位性を創出し、ともに社会を前進させるデジタル価値創造企業を目指す」を掲げた。24年3月期は増益予想としている。良好な受注環境を背景として25年3月期も積極的な..

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日立製作所は8%高で始まり出直り強める、株式5分割、自社株買いなど好感

■株式5分割は6月末現在の株主の保有株を対象に実施 日立製作所<6501>(東証プライム)は4月30日、買い気配から8%高の1万4500円(1025円高)で始まり、約2週間ぶりに1万4000円台に乗って出直りを強めている。前取引日の26日15時に3月決算と株式分割、自己株式の取得(自社株買い)などを発表し、好感買いが先行している。 株式分割は、2024年6⽉30⽇最終の株主名簿に記録された株主の所有普通株式1株につき5株の割合をもって分割するとした。分割後は最低投資金額が1/..

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建設技術研究所は調整一巡、24年12月期減収減益予想だが保守的

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタントの大手である。成長戦略として、グローバルインフラソリューショングループとしての飛躍を目指すとともに、インフラ整備を通じた「サステナビリティ」の実現にも取り組んでいる。4月26日にはAIを用いて発電量および電力消費量予測を行う予測制御型エネルギーマネジメントシステムの開発を発表した。24年12月期は不透明感や人件費増加などを考慮して減収減益予想としている。ただし、国土強靭化関連など良好な事業環境を勘案すれば保守..

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生化学工業は調整一巡、25年3月期収益拡大期待

 生化学工業<4548>(東証プライム)は関節機能改善剤アルツなど糖質科学分野を主力とする医薬品メーカーである。成長戦略として独自の創薬技術を活かした研究開発を加速させている。24年3月期は売上原価率上昇や海外子会社における販管費増加などで営業・経常減益予想としている。第3四半期累計の利益は通期予想を超過達成の形となっているが、腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI-6603の承認申請に向けた費用が第4四半期に集中する見込みとしている。積極的な事業展開で25年3月期の収益拡大を期待した..

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エイトレッドは煮詰まり感、25年3月期増収増益・8期連続増配予想

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)はワークフローシステムのリーディングカンパニーとして、小規模企業向けクラウド型X-point Cloudと大手・中堅企業向けパッケージ型AgileWorksを主力としている。24年3月期は増収増益で7期連続増配と順調だった。X-point Cloud、AgileWorksとも好調に推移し、積極投資による人件費や減価償却費などの増加を吸収した。そして25年3月期は増収増益で8期連続増配予想としている。クラウドサービスの拡大に加え、ス..