2024年03月一覧

NO IMAGE

日本コークス工業の出直り急、CCVD(触媒気相蒸着)技術によるカーボンナノファイバーなどの新製法に期待集まる

■NEDOに採択との発表を受け18%高、今3月期は復配を予定 日本コークス工業<3315>(東証プライム)は3月6日、時間とともに上げ幅を広げ、午前10時30分を過ぎては18%高の146円(22円高)まで上げて2022年5月以来の140円台に進んでいる。6日付で、開発中のCCVD(触媒気相蒸着)技術によるカーボンナノファイバー等の製造がNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)に採択されたと発表しており、買い材料視されている。今3月期の配当は2期ぶりの復配..

NO IMAGE

JPホールディングスは上値試す、24年3月期大幅増益・増配予想

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は総合子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。24年3月期は大幅増益・増配予想(2月13日付で上方修正)としている。新たな幼児学習プログラム導入など各種取組が奏功して受入児童数が増加し、人員配置最適化など効率的な施設運営も寄与する見込みだ。積極的な事業展..

NO IMAGE

ファーストコーポレーションは戻り高値圏、24年5月期小幅減益予想だが保守的

 ファーストコーポレーション<1430>(東証スタンダード)は造注方式を特徴として分譲マンション建設などを展開するゼネコンである。将来像である年商500億円企業の実現に向けて中核事業強化の継続、再開発事業への注力、事業領域拡大による新たな価値創出、人材の確保・育成および働き方改革などを推進している。24年5月期は大型案件の本体工事進捗などで大幅増収だが、建築資材価格の高止まりなどを考慮して小幅減益予想としている。ただし全体として保守的な印象が強い。積極的な事業展開で収益拡大を..

NO IMAGE

ミロク情報サービスは上値試す、24年3月期増益・増配予想

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は財務・会計ソフトをベースとして、クラウド・サブスク型ビジネスモデルへの転換、ERPソリューションとデジタルマーケティングを融合した統合型DXプラットフォームの構築などを推進している。3月6日にはデジタル通貨フォーラムのインボイスチェーン分科会(24年5月設立予定)に新規参画すると発表した。同分科会を通じて商取引のDX革新を目指すとしている。24年3月期は先行投資を吸収して増益・増配予想としている。期末に向けてストック収益が積み..

NO IMAGE

ASIAN STARは底放れ、24年12月期大幅増収増益予想

 ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は国内と中国で不動産関連事業を展開し、成長戦略として不動産サービス分野の規模拡大、付加価値創造事業分野のアジア展開、企業価値向上に資する戦略的M&Aおよび資本提携、ファンド組成による提携企業との共同投資を推進している。24年12月期は大幅増収増益予想としている。不動産管理事業では管理受託件数の増加、不動産販売事業では都内のマンション買取再販を強化する方針だ。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は水..

NO IMAGE

ツムラが連日急伸、薬価改定で漢方薬業界への恩恵大と伝えられ注目強まる

■薬業専門紙が同社の改定品目の価格は「平均24%引き上げ」と ツムラ<4540>(東証プライム)は3月7日、一段高となり、取引開始後に17%高の3825.0円(559.0円高)まで上げ、2日連続の大幅高で2021年9月以来の3800円台に進んでいる。引き続き、2024年度の薬価改定では漢方薬業界への恩恵が大との観測報道が材料視され、注目が強まっている。 3月6日、日刊薬業(株式会社じほう)のWEBサイトで、「2024年度薬価改定の影響について日刊薬業が製薬各社にアンケート調査..