建設技術研究所は24年12月期減収減益予想だが保守的
(決算速報) 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は、不適切な原価管理に関する社内調査のため遅れていた23年12月期連結業績を3月26日に発表した。受注が好調に推移して大幅増収増益だった。不適切な原価管理の影響は軽微だった。24年12月期は不透明感などを考慮して減収減益予想としている。ただし、国土強靭化関連など良好な事業環境を勘案すれば保守的な印象が強く、上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は2月の高値圏から反落し、さらに24年12月期減..