2024年03月一覧

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And Doホールディングスは上値試す、24年6月期は上振れ余地

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は住まいのワンストップサービスを展開している。ストック収益を積み上げるフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、不動産売買事業を成長強化事業と位置付けて、不動産×金融サービスの深化による高収益化を目指す不動産テック企業である。3月12日には建売ブランド「SHIRO」提供開始を発表した。24年6月期は増収増益予想としている。ハウス・リースバック事業と不動産売買事業が牽引する見込みだ。第2四半期累計が期初計画を上回る大..

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フライトソリューションズは下値固め完了、25年3月期収益回復期待

 フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)は、マルチ決済装置Incredist TrinityやIncredist Premium Ⅱなどの電子決済ソリューションを主力として、システム開発やECソリューションも展開している。市販のAndroid携帯を使ってカードのタッチ決済を実現する小・中規模事業者向けの新しい決済ソリューションTapion(タピオン)も本格展開する。24年3月期は第4四半期に計画していた大型案件の売上が25年3月期以降に後ズレする見込みとなっ..

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ピックルスホールディングスは調整一巡、25年2月期も収益拡大基調

 ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)は漬物・キムチ製品の最大手で、独自の乳酸菌Pne-12を使用した「ご飯がススムキムチ」シリーズや惣菜を主力としている。成長戦略として製品開発の強化、販売エリア・販売先の拡大などを推進するとともに、野菜・発酵・健康の総合メーカーを目指してEC・外食・小売・農業領域への展開も推進している。24年2月期は増収増益予想としている。コンビニエンスストア向けの好調など増収効果でコスト増加を吸収する見込みだ。さらに25年2月期も積極的..

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アステナホールディングスは調整一巡、24年11月期は上振れ余地

 アステナホールディングス<8095>(東証プライム)はヘルスケア・ファインケミカル企業集団として、医薬品・医薬品原料・表面処理薬品を主力とする専門商社からメーカーへと変貌している。24年11月期は不透明感を考慮して小幅営業増益予想としている。また半期別に見ると下期偏重の計画である。ただし23年11月期第1四半期をボトムとして営業利益が回復基調であることを勘案すれば、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は反発力の鈍い形だが調整一巡感..

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クリーク・アンド・リバー社は調整一巡、25年2月期も収益拡大基調

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は、クリエイティブ分野を中心にプロフェッショナル・エージェンシー事業、プロデュース事業、ライツマネジメント事業を展開し、プロフェッショナル50分野構想を掲げて事業領域拡大戦略を加速している。直近のM&Aとしては、生成AIを活用してクリエイターの総合支援を行うリヴァイを子会社化(株式譲受実行日3月13日)した。24年2月期は2桁営業・経常増益予想としている。日本クリエイティブ分野を中心に各セグメントが好調に推移し、人材投資..

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アイフリークモバイルは反発の動き、24年3月期赤字予想だが25年3月期収益回復期待

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、および人材派遣のコンテンツクリエイターサービス(CCS)事業を展開し、成長戦略としてブロックチェーン技術を活用したNFTコンテンツ分野やe-Sports関連サービスなども強化している。3月15日には音声つき図鑑アプリ「動物なあに!」のリニューアルを発表した。24年3月期はコンテンツ事業における一部サービス終了や既存アプリ改修に関する先行投資、コンテンツクリエイターサービス..

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マーチャント・バンカーズは24年10月期1Q順調、期末の株主優待実施も発表

(決算速報) マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は3月15日の取引時間終了後に24年10月期第1四半期連結業績を発表した。投資用不動産取得費用の影響で赤字だが概ね計画水準だった。そして通期の大幅黒字転換・増配予想を据え置いた。第1四半期に年間賃貸料収入11億円体制を確保したことに加え、販売用不動産の売却も見込んでいる。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。なお期末に株主優待を実施することも発表した。24年10月末時点で3単元(300株)以上保有株主を対象..