2024年03月一覧

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LibWorkは調整一巡、24年6月期は上振れの可能性

 LibWork<1431>(東証グロース)は熊本県を地盤として九州圏および首都圏に展開する注文住宅メーカーである。デジタルマーケティングによる独自の集客手法を特徴・強みとして、成長戦略には戸建プラットフォーマーへの加速などを掲げている。24年6月期は大幅増収増益予想としている。受注が回復傾向となり、原価低減や販管費見直しなどの施策も寄与する見込みだ。第2四半期累計が前回予想を上回る大幅増益で着地したことなどを勘案すれば通期も上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基..

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建設技術研究所は調整一巡、収益拡大基調

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタントの大手である。成長戦略として、グローバルインフラソリューショングループとしての飛躍を目指すとともに、インフラ整備を通じた「サステナビリティ」の実現にも取り組んでいる。なお23年12月期の連結業績については、社内において不適切な原価管理が発生した疑いがあることを認識したため、決算発表を延期(発表日未定)するとともに、2月9日付で社内調査委員会を設置して調査を継続している。国土強靭化関連など事業環境は良好であり、..

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生化学工業は調整一巡、24年3月期は再上振れ余地

 生化学工業<4548>(東証プライム)は関節機能改善剤アルツなど糖質科学分野を主力とする医薬品メーカーである。成長戦略として独自の創薬技術を活かした研究開発を加速させている。24年3月期は売上原価率上昇や海外子会社における販管費増加などで営業・経常減益予想(23年11月8日付で上方修正)としている。なお第3四半期累計の利益は通期予想を超過達成の形となっているが、腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI-6603の承認申請に向けた費用が第4四半期に集中する見込みとしている。ただし会社予想..

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アスカネットは調整一巡、24年4月期減益予想だが25年4月期回復期待

 アスカネット<2438>(東証グロース)は、葬儀社・写真館向け遺影写真加工のフューネラル事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集制作のフォトブック事業を主力に、空中結像ASKA3Dプレートの空中ディスプレイ事業の拡大も推進している。また環境問題への取り組み事例として3月18日には、工場のエアコンの稼働を自動制御して節電するスマート省エネシステムにより、23年5月~24年2月の実績として約3400kgのCO2排出量カットにつながったと発表している。24年4月第3四半期..

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住友不動産が9年ぶりの高値、金利上昇は逆風だが日銀「市場との対話」良好の見方、不動産株は軒並み高い

■日銀、引き続き超緩和的な金融政策を継続の期待 住友不動産<8830>(東証プライム)は3月19日、一段高の4日続伸基調で始まり、取引開始後は3%高の4976円(135円高)まで上げて約1か月ぶりに直近の高値を更新し、2015年以来の高値に進んでいる。会社発表の期待材料としては、14日付で発表したTOPPANホールディングス<7911>(東証プライム)のプロジェクトへの参画などがある上、19日は、通例なら昼頃にも日銀の金融政策決定会合(3月18、19日)の結果が伝わり始めるた..