2024年02月一覧

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JPホールディングスは上値試す、24年3月期3Q累計大幅増益で通期業績・配当予想を上方修正

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は総合子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。24年3月期第3四半期累計は大幅増益だった。新たな幼児学習プログラム導入など各種取組が奏功して受入児童数が増加し、人員配置最適化など効率的な施設運営も寄与した。そして通期連結業績予想および期末配当予想を上方修..

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ファーストコーポレーションは下値切り上げ、24年5月期小幅減益予想だが保守的

 ファーストコーポレーション<1430>(東証スタンダード)は造注方式を特徴として分譲マンション建設などを展開するゼネコンである。将来像である年商500億円企業の実現に向けて中核事業強化の継続、再開発事業への注力、事業領域拡大による新たな価値創出、人材の確保・育成および働き方改革などを推進している。24年5月期は大型案件の本体工事進捗などで大幅増収だが、建築資材価格の高止まりなどを考慮して小幅減益予想としている。ただし全体として保守的な印象が強い。積極的な事業展開で収益拡大を..

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ケンコーマヨネーズは上値試す、24年3月期3Q累計大幅増益で通期業績・配当予想を上方修正

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は、マヨネーズ・ドレッシング分野からタマゴ加工品やサラダ・総菜分野へと事業領域を拡大し、4つのテーマ(BtoBtoC、イノベーション、構造改革、グローバル)とサステナビリティ経営に取り組んでいる。24年3月期第3四半期累計はファストフード向けを中心とする売上回復、価格改定効果、生産性向上効果などで大幅増益だった。そして通期業績予想および配当予想を上方修正した。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は急伸して昨年来高値更新の展..

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ASIAN STARは下値固め完了、24年12月期大幅増収増益予想

 ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は国内と中国で不動産関連事業を展開し、成長戦略として不動産サービス分野の規模拡大、付加価値創造事業分野のアジア展開、企業価値向上に資する戦略的M&Aおよび資本提携、ファンド組成による提携企業との共同投資を推進している。23年12月期は前回予想を上回り営業・経常増益で着地した。コスト高の影響で戸建販売が伸び悩んだが、中国投資家向け事業において期中に利益貢献が実現できた。そして24年12月期は大幅増収増益予..

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日本エム・ディ・エムは調整一巡、24年3月期減益予想だが25年3月期収益改善期待

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。24年3月期第3四半期累計連は日本国内、米国とも好調に推移して増収だが、インフレに伴う調達コストの上昇、為替の円安影響、日本国内における償還価格引き下げの影響などで減益だった。そして通期予想を据え置いた。売上原価率の悪化を..

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テンポイノベーションは売り一巡、24年3月期増益予想で収益拡大基調

 テンポイノベーション<3484>(東証プライム)は、飲食業の小規模事業者を中心とする出店希望者向けに居抜き店舗を転貸借する店舗転貸借事業を主力としている。転貸借物件数の増加に伴って賃料収益を積み上げるストック型ビジネスである。成長戦略として、旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に対応するため、積極的な人材育成と仕入を継続している。なお24年10月1日付(予定)で持株会社体制に移行し、商号をイノベーションホールディングスに変更する。24年3月期第3四半期累計は不動産売却時期..

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日本調剤が出直り強める、発行株数の3%超の100万株を消却へ、株式価値の向上を好感

■第3四半期決算は薬価改定の影響あったが売上高9.1%増加 日本調剤<3341>(東証プライム)は2月20日、出直りを強めて始まり、取引開始後は4%高の1482円(51円高)まで上げて2024年に入ってからの高値に顔合わせしている。19日の17時に自己株式の消却を発表し、消却株数を発行済株式総数の3.12%に当たる100万株としたことなどが好感されている。消却日は2024年2月29日付(予定)で消却するとした。この分だけ株式価値が向上する。 第3四半期決算は1月31日に発表済..

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三井住友FGなど朝寄り後に連日高値、マイナス金利解除の予想や高配当を意識

■半導体株人気が復活すると伸び悩むが折に触れて物色強まる期待 三井住友FG(三井住友フィナンシャルグループ)<8316>(東証プライム)は2月20日、一段高で始まり、取引開始後は8258円(73円高)まで上げて2008年以来の高値を3日続けて更新している。日銀によるマイナス金利政策の解除予想や高配当を意識した買いなどが買い材料視され、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)も朝寄り後は高値を更新した。 半導体関連株の物色が復活する様子のため朝高後は伸び悩..

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日経平均は39円高で始まり反発基調、為替は円安、NY株は休場

 2月20日(火)朝の東京株式市場は、日経平均が39円99銭高(3万8510円37銭)で始まった。円相場は1ドル150円20銭前後で始まり25銭ほど円安になっている。 NY株式はプレジデンツ・デイで休場。CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物も休場だった。(HC) ...