2024年01月一覧

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スズキは大きく出直って始まる、インドでの大型投資を好感、3月末の株式4分割も材料視

■6600億円を投じ新工場、インドで発表と伝えられる スズキ<7269>(東証プライム)は1月11日、再び大きく出直って始まり、取引開始後は4%高の6365円(232円高)まで上げ、昨年11月につけた2018年以来の高値6577円に向けて上値を指向している。鈴木社長がインドで10日、「3820億ルピー(約6600億円)を投じ、西部グジャラート州での四輪生産を拡大すると発表した」(日本経済新聞1月11日付朝刊)と伝えられ、成長国での積極投資が好感されている。2024年3月末日を..

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ジェイエスエスは調整一巡、24年3月期増収増益予想

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)はスイミングスクールを全国展開し、スイミングスクール特化型企業では首位の施設数を誇っている。水泳指導技術を活かした商品開発の強化を推進するとともに、スイミングにとどまらず健康運動への取り組みも推進している。24年3月期は増収増益予想としている。成長戦略の各種施策を通じた会員数の回復や会員単価の上昇を見込んでいる。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は反発力が鈍く上値を切り下げる形だが、1倍割れの低PBRも評価材料であり、調..

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ネオジャパンは下値切り上げ、24年1月期は再上振れ余地

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は、自社開発のグループウェアdesknet‘s NEOクラウドサービスを主力として、製品ラインアップ拡充による市場シェア拡大戦略、アライアンス戦略、東南アジア市場開拓戦略を推進している。24年1月期(12月13日付で上方修正)は前回予想に比べて営業・経常減益幅が縮小(当期純利益は増益転換)する見込みとしている。主力のクラウドサービスやプロダクト販売が好調に推移し、研究開発費等の費用発生が計画を下回ることも寄与する見込みだ。修正後の通期..

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ファンデリーは反発の動き、24年3月期は上振れの可能性

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は、健康冷凍食「ミールタイム」宅配のMFD事業、ハイブランド冷凍食「旬をすぐに」宅配のCID事業、および周辺領域のマーケティング事業を展開し、ヘルスケア総合企業を目指している。24年3月期は、MFD事業における紹介ネットワークの新規開拓や深耕、CJD事業における稼働率上昇やARPU上昇などの施策を推進し、黒字転換予想をしている。第2四半期累計の利益が計画超だったこと、営業利益の進捗率が高水準だったことなどを勘案すれば、通期会社予想は上..

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クリナップは上値試す、24年3月期営業・経常微増益予想

 クリナップ<7955>(東証プライム)はシステムキッチンの大手で、システムバスルームや洗面化粧台も展開している。重点施策として既存事業の需要開拓と低収益からの転換、新規事業による新たな顧客の創造、ESG/SDGs視点での経営基盤強化を掲げている。24年3月期はプロモーション強化による拡販や原価低減を推進して営業・経常微増益予想としている。第2四半期累計は大幅減益だったが、下期回復基調を期待したい。株価は12月の直近安値圏から切り返して戻り歩調だ。高配当利回りや1倍割れの低P..

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松田産業は反発の動き、24年3月期は再上振れ余地

 松田産業<7456>(東証プライム)は貴金属・環境・食品分野のソリューション提供企業として、貴金属関連事業および食品関連事業を展開している。成長に向けた基本方針として、積極投資継続による収益基盤強化と新規収益源創出、持続的成長を加速させる経営基盤の強化、ESG経営の推進による企業価値向上を掲げている。24年3月期は上方修正し、期初計画に比べて減益幅が縮小する見込みとしている。依然として保守的な印象が強く、通期会社予想に再上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で下期も収益改..

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冨士ダイスはモミ合い上放れ、24年3月期営業・経常増益予想

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は超硬合金製耐摩耗工具(工具・金型)のトップメーカーである。筋肉質な企業体質への転換と中長期の成長基盤を構築するため、生産性向上・業務効率化、次世代自動車への対応・拡販、新成長エンジンの創出、海外事業の強化などの取り組みを推進している。24年3月期は営業・経常増益予想としている。第2四半期累計の進捗率はやや低水準だが、期初時点で下期偏重の計画であり、下期の需要回復や販売価格改定効果本格化などを勘案すれば、通期会社予想の達成は可能と考えら..

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日経平均は429円高で始まり一段高、NY株はダウ反発し170ドル高、NASDAQは4日続伸

 1月11日(木)朝の東京株式市場は、日経平均が429円61銭高(3万4871円33銭)で始まり、10日の約34年ぶりの3万4000円台乗せに続き一段高となった。円相場は1ドル145円台に入り円安が再燃している。 NY株式はダウが170.57ドル高(3万7695.73ドル)と反発しS&P500種も反発。NASDAQ総合指数は4日続伸。一方、半導体株指数SOXは4日ぶりに反落。 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は3万4865円となり、東京市場10日の現物(日経..