2024年01月一覧

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ローソンが一段高、第3四半期決算と通期業績予想の増額修正を好感

■IFRS移行で単純比較できないが2ケタの増益率で好調確認 ローソン<2651>(東証プライム)は1月15日、一段高で始まり、取引開始後は7%高の7909円(516円高)をつけて2017年以来の7900円台に進んでいる。12日の15時に第3四半期決算と2月通期の業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。 第3四半期の連結業績(2023年3~11月・累計、IFRS)は、前連結会計年度末からIFRS基準での作成になったため、第3四半期末の業績までは前期比較できないが、事..

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ヒーハイストは下値固め完了、24年3月期営業黒字転換予想

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーである。工作機械や半導体製造装置などに使用される直動機器を主力として、精密部品加工やユニット製品も展開している。成長戦略として、中長期的な自動化関連の需要増加に対応するため、直動機器の「スマート生産プロジェクト」の一環とする設備投資や開発投資を推進している。24年3月期は営業黒字転換予想としている。自動化関連の需要拡大に向けて直動機器のスマート生産体制を確立し、生産増強および販売拡大を..

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京写は調整一巡、24年3月期は上振れの可能性

 京写<6837>(東証スタンダード)はプリント配線板の大手メーカーである。片面プリント配線板については世界最大の生産量を誇っている。中期成長に向けてグローバル生産・販売戦略、企業間連携戦略、効率化戦略、技術戦略、財務戦略、人財戦略を推進し、独自のスクリーン印刷技術を活用してグローバルニッチトップメーカーを目指すとしている。24年3月期はベトナムにおける受注増加、国内における自動車向け受注回復、中国におけるコスト改善、実装関連の好調、為替の円安効果などで大幅増益予想としている..

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トレジャー・ファクトリーは24年2月期3Q累計大幅増益、通期は再上振れの可能性

(決算速報) トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は1月12日の取引時間終了後に24年2月期第3四半期累計連結業績を発表した。既存店売上が好調に推移し、グループ会社も貢献して大幅増益だった。通期は前回予想(23年10月11日付で上方修正)を据え置いたが、第3四半期累計の進捗率が高水準あり、既存店売上が23年12月も前年比107.4%と好調を維持していることなどを勘案すれば、通期会社予想は再上振れの可能性が高く積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は戻り一服..

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エスプールは23年11月期営業減益、24年11月期は営業増益予想

(決算速報) エスプール<2471>(東証プライム)は1月12日の取引時間終了後に23年11月期連結業績(日本基準)を発表した。減収・営業減益だった。売上面ではビジネスソリューション事業は順調だったが、人材ソリューション事業が低調だった。利益面では事業拡大に向けた先行投資に加えて、採用費・人件費・家賃の増加なども影響した。24年11月期(IFRS任意適用のため前期比増減率は非記載)は23年11月期との単純比較で増収、営業増益、最終減益の見込みとしている。増収増益への転換を図り..