2024年01月一覧

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メンタルヘルステクノロジーズが急反発、医療機関向け人材サービスのタスクフォースを子会社化

■労働環境改善に直接的に貢献するソリューションサービスを展開へ メンタルヘルステクノロジーズ<9218>(東証グロース)は18日、53円高(6.41%高)の880円(9時57分)まで上げて急反発している。同社は17日、医療機関向け人材サービスを提供するタスクフォースの全株式を取得し子会社化すると発表。取得価額は24億3500万円。これにより、同社は医療機関の労働環境改善に直接的に貢献するソリューションサービスを展開することができるようになる。 タスクフォースは、大規模医療機関..

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トヨタ自動車が連日最高値、円安進行、米小売売上高の好調など好感

■ダイハツ問題にひと区切りついたとの見方ありアク抜け感も広がる トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は1月18日、一段と上値を追う相場となり、午前9時50分にかけては2940.0円(83.5円高)前後で売買され、株式分割を考慮した実質的な上場来の高値を2日続けて更新している。円相場が1ドル148に入り円安が進んでいること、米17日発表の小売売上高が市場予想を上回ったとされ北米景気の好調さが示されたこと、などが買い要因として挙げられている。 また、グループのダイハツ工業の検..

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ショーケースがストップ高買い気配、AIチャットボットサービスがJCBの「全社向けポータルサイト」に導入

■社内問い合わせをAIチャットボットで自動化 企業と顧客をつなぐDXクラウドサービスを展開するショーケース<3909>(東証スタンダード)は18日、80円高(26.85%高)の378円まで上げてストップ高買い気配となっている。同社は17日、同社が開発・提供する企業と顧客をつなぐプラットフォーム「おもてなしSuite」におけるチャット機能を、ジェーシービー(JCB)の「JCB Chat Bot」が導入したと発表。これにより、社内からの問い合わせにAIが自動回答し、DXを推進する..

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ジェイリースは4か月ぶりに2200円台を回復、2月末の株式2分割が好感される

■業績は各利益とも連続最高益を更新する見込み ジェイリース<7187>(東証プライム)は1月18日、急反発で始まり、取引開始後は5%高の2220円(115円高)まで上げ、約4か月ぶりに2200円台を回復している。家賃保証事業などを行い、17日の夕方に株式2分割を発表し、買い材料視されている。分割後は最低投資金額が2分の1になるため、新NISA(少額投資非課税制度)を活用する投資資金の流入が見込めることになる。 2024年2月29日(木曜日)を基準日として、同日最終の株主名簿に..

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内田洋行が出直り強める、「誰一人取り残されない学びと支援を」など掲げ復興関連株として注目強まる様子

■業績は好調で第1四半期の営業利益は50%増加 内田洋行<8057>(東証プライム)は1月18日、出直りを強めて始まり、取引開始後は4%高の7320円(310円高)まで上げ、約1か月半前につけた2020年以来の高値7570円に向けて上値を指向している。業績好調な上、「子どものデータ連携に向けて~誰一人取り残されない学びと支援を~」(同社ホームページ)などを掲げるため、能登半島地震の被災地で小中学生の「集団避難」やタブレット端末の寄贈が伝えられる中で復興関連株としての注目が強ま..

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巴工業は利益確定売り一巡、24年10月期増収増益で過去最高益更新予想

 巴工業<6309>(東証プライム)は遠心分離機械などの機械製造販売事業、合成樹脂などの化学工業製品販売事業を展開している。成長戦略として海外事業拡大、収益性向上、SDGsや脱炭素、迅速な意思決定と効率的な営業活動に繋がるDX、資本効率改善、持続的成長に資する投資などに取り組んでいる。24年10月期は増収増益で過去最高益更新・連続増配予想としている。売上面は両事業とも伸長し、利益面は機械製造販売事業が牽引する見込みだ。期初時点での会社予想は保守的な印象が強く、上振れの可能性が..

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クレスコは上値試す、24年3月期増益予想

 クレスコ<4674>(東証プライム)は独立系のシステムインテグレータで、ビジネス系ソフトウェア開発や組込型ソフトウェア開発のITサービスを主力としている。さらに成長戦略として顧客のDXを実現するデジタルソリューションも強化している。24年3月期は増益予想としている。不採算プロジェクトが概ね収束して第2四半期の営業利益は前年比2桁増益に転じた。さらに下期は新入社員の戦力化も寄与する見込みだ。受注は好調であり、積極的な事業展開で収益拡大基調に変化はないだろう。株価は水準を切り上..

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テンポイノベーションは売られ過ぎ感、24年3月期増収増益予想で収益拡大基調

 テンポイノベーション<3484>(東証プライム)は、飲食業の小規模事業者を中心とする出店希望者向けに居抜き店舗を転貸借する店舗転貸借事業を主力としている。転貸借物件数の増加に伴って賃料収益を積み上げるストック型ビジネスである。成長戦略として、旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に対応するため、積極的な人材育成と仕入を継続している。24年3月期は増収増益予想としている。ストック収益が順調に積み上がり、人件費やDX投資などの増加を吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基..