2023年12月一覧

NO IMAGE

JCRファーマは米国で希少疾病の新薬開発に弾み、血液脳関門通過型ムコ多糖症治療酵素製剤がオーファンドラッグ指定

 JCRファーマ<4552>(東証プライム)は14日、血液脳関門通過型ムコ多糖症IIIA型治療酵素製剤JR-441について、米国FDAからオーファンドラッグ指定を受けたと発表した。JR-441は、欧州でもオーファンドラッグ指定を受けており、現在グローバル臨床第I/II相試験を実施中だ。同社は、この重要な治療選択肢をムコ多糖症IIIA型の患者に早期に提供できるよう、臨床開発を進めるとともに、J-Brain Cargo技術を適用した酵素補充療法の開発パイプラインを強化していくとし..

NO IMAGE

FRONTEO、遺伝子情報と論文情報を組み合わせた創薬標的探索手法を開発

■AI創薬支援サービスの機能拡充につながると期待 FRONTEO<2158>(東証グロース)は14日、自社開発AI「KIBIT」を用いて、遺伝子情報と医学・薬学論文情報とを掛け合わせて創薬標的探索を行う新たな手法を開発したと発表。この手法は、AI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory」の機能拡充につながるという。 疾患の多くは、ゲノム配列変異による遺伝子の機能異常によって発生すると考えられている。疾患メカニズムの解明には、異常の生じる遺伝子やその..

NO IMAGE

サンバイオ、外傷性脳損傷治療薬の承認取得目標時期を2024年3月に修正

■再生細胞薬SB623、承認取得に向けて審査進捗中 サンバイオ<4592>(東証グロース)は14日、外傷性脳損傷に対する再生細胞薬SB623の製造販売承認取得の状況について、続報を発表した。収量に関する課題は解決し、審査は進捗しているが、承認取得目標時期は2024年3月に修正した。SB623は、先駆け審査指定制度の枠組みの中で審査を受けており、損傷した神経細胞の再生能力を促す効果が期待されている。外傷性脳損傷は、世界中の主な死因および障害の原因であり、患者の自立やQOLを著し..

NO IMAGE

【注目銘柄】AVILENは続落も3Q高成長業績を見直して生成AI関連株人気が再燃余地

 AVILEN<5591>(東証グロース)は、前日14日に209円安の2181円と3営業日続落して引けた。朝方に2450円と反発して始まったものの、東証グロース市場指数が、0.57%安と反落したことから、一転して今年12月4日に上場来高値2780円まで買い進まれていた同社株にもポジション調整売りが続いた。ただこの株価水準は、今年9月27日の新規株式公開(IPO)時の公開価格2120円目前となっている。IPO後の初決算として11月13日に発表した今2023年12月期第3四半期(..