「2023年12月」一覧
【株式市場特集】円高メリット株、金利敏感株、無借金経営株にチャレンジングの可能性を期待
■PA株の多彩な魅力 円高メリット株は、かつての円高不況時などでは電力株がまず市場をリードした。経済対策として円高差益還元の電気料金引き下げが大きな柱となったことによるが、福島原子力発電所のメルトダウン事故以来、逆風が吹いており、中国電力<9504>(東証プライム)のように、業績上方修正とともに復配幅の増配も発表したら、電気料金を引き上げながら配当の積み増しはいかがなものかと地元の県知事からクレームがついたケースもある。ということで円高メリット株のトップランナーは、SPA(製..
【どう見るこの相場】日米金融政策のギャップが拡大するか?植田総裁の「チャレンジング」発言に注目
■「金の変わり目は株の変わり目」で円高メリット株、金利敏感株にチャレンジング可能性 FRB(米連邦準備制度理事会)の投げたボールは、曲球のようである。前週12日、13日に開催されたFOMC(公開市場委員会)の結果は、3会合連続の政策金利据え置きで、来年には金利引き下げを示唆する内容であった。ところが、その後伝えられた高官発言では、早期利下げ観測の市場の楽観論に冷や水を浴びせており、米長期金利はすんなりと低下とはいかなかった。FRBは、ハト派のふりをしたタカ派なのか、タカ派ぶっ..
セキュアヴェイルは持分法関連会社の株式を全譲渡、特別利益を計上
■譲渡資金は成長投資や株主還元に セキュアヴェイル<3042>(東証グロース)は15日、持分法適用関連会社の株式会社セキュアイノベーションの全株式を譲渡することを決議したと発表。これにより、特別利益を計上する見込みである。セキュアイノベーションは、コンピュータ関連やセキュリティのサービスを提供する会社で、同社は20%の株式を保有していた。譲渡価額は1億400万円で、譲渡日は12月22日である。2024年3月期の連結決算において、約7800万円の特別利益の計上を見込んでいる。同..
アクセルマーク、米国の感染症検査システム開発会社Ascella社の経営権を取得
■PCR検査と同等以上の感度を持つ迅速診断システムの日本国内での展開を目指す アクセルマーク<3624>(東証グロース)は15日、Ascella社(本社:米国カリフォルニア州)との間で投資に関する契約を締結し、Ascella社の経営権を取得し、ヘルスケア事業に本格的に参入することを決議したと発表。Ascella社の技術「Ascella Real Time System」は、等温核酸増幅法による分子診断技術を基盤とし、PCR検査と同等以上の高い検出感度・特異性かつ、約6分で迅速..
56160 G-雨風太陽 主要株主等の異動に関するお知らせ
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