2023年12月一覧

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信越化学が上場来の高値を更新、「半導体メモリー、2年半ぶり値上がり」など好感

■米国での利上げ打ち止めも追い風とされ注目続く 信越化学工業<4063>(東証プライム)は12月25日、一段高で始まり、取引開始後は5872円(91円高)をつけて株式分割を考慮した上場来の高値を2日連続更新している。半導体用シリコンウエハの世界的大手で封止材料なども手がけ、前週末のNY市場で半導体株指数などが上げた上、「半導体メモリー、2年半ぶり値上がり」(日経電子版12月24日)と伝えられ、注目の強まる相場になっている。 また、同社は塩化ビニール樹脂の世界的大手でもあり、産..

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マーケットエンタープライズは売られ過ぎ感、24年6月期大幅増収増益予想

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、持続可能な社会を実現する最適化商社を目指してネット型リユース事業、メディア事業、モバイル通信事業を展開している。中期経営計画では、主に個人向けリユース分野における投資を拡大し、リユース市場でのプレゼンス確立を推進する方針としている。12月18日には環境省が公開した脱炭素地域づくり支援サイトに同社が連携企業として掲載された。24年6月期は大幅増収増益予想としている。人員採用・新規拠点開設などの成長投資が第1四半期で一巡..

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JPホールディングスは急伸して14年以来の高値圏、24年3月期営業・経常増益予想、さらに上振れの可能性

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は総合子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。24年3月期は営業・経常増益予想としている。第2四半期累計が大幅増益だったこと、期後半に向けて児童数増加・稼働率上昇により収益が拡大する傾向があることなどを勘案すれば、通期会社予想は上振れの可能性が高く、積極..

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インテージホールディングスは急反発の動き、24年6月期営業・経常増益予想

 インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は、市場調査事業を主力としてシステムソリューション分野や医薬情報分野にも展開している。Date+Technology企業として販促最適化への新たな価値を創出することや、社会的課題解決に向けた行政EBPM推進への価値を創出することを目指している。12月18日には、コーポレートガバナンスの更なる向上に向けてガバナンス委員会を設置した。24年6月期は成長戦略推進や需要回復などで営業・経常増益予想としている。第1四半期の進捗率は..