2023年11月一覧

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建設技術研究所は次第高、調整一巡の位置でAIによる新土砂解析技術の登場など好感

■12月期末配当は従来予想比50円増の150円の予定に 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は11月24日、続伸基調で始まった後も次第高となり、午前10時前には5%高の4840円(250円高)まで上げ、株式分割を考慮した上場来の高値5000円(2023年11月13日)に向けて出直りを強めている。11月10日に今12月期の業績・配当予想の増額修正を発表するなど業績好調で、22日午前「AIと航空写真を用いた河川の土砂堆積解析技術を開発」と発表、この日の反応は限定的だったが、..

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クリナップは調整一巡、24年3月期営業・経常微増益予想

 クリナップ<7955>(東証プライム)はシステムキッチンの大手で、システムバスルームや洗面化粧台も展開している。重点施策として既存事業の需要開拓と低収益からの転換、新規事業による新たな顧客の創造、ESG/SDGs視点での経営基盤強化を掲げている。24年3月期第2四半期累計は大幅減益だった。新設住宅着工戸数や水まわりリフォーム市場の伸び悩みなどで売上高が想定を下回り、原材料・資材価格高騰、広告宣伝費・人件費増加なども影響した。通期予想(10月31日付で下方修正)は営業・経常微..

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松田産業は目先的な売り一巡、24年3月期通期予想を上方修正、さらに再上振れ余地

 松田産業<7456>(東証プライム)は、貴金属・環境・食品分野のソリューション提供企業として、貴金属関連事業および食品関連事業を展開している。成長に向けた基本方針としては、積極投資継続による収益基盤強化と新規収益源創出、持続的成長を加速させる経営基盤の強化、ESG経営の推進による企業価値向上を掲げている。24年3月期第2四半期累計は、前年同期比では貴金属関連事業における販売量減少などで減益だが、期初計画比では価格上昇効果などにより上振れて着地した。そして通期予想を上方修正し..