2023年09月一覧

NO IMAGE

帝国ホテルは次第高で出直り拡大、株主優待を新設、東京の土地一部譲渡、一夜明けて見直される

■東京の現タワー館跡地の一部を620億円で譲渡、簿価は2百万円 帝国ホテル<9708>(東証スタンダード)は9月27日、次第に上げて反発相場となり、午前10時を過ぎて1974円(44円高)まで上げて昨26日の下げの半値戻しまで切り返している。26日の14時に第2四半期の連結利益予想(2023年4月~9月)の増額修正、株主優待の新設、東京の現タワー館の土地共有持分の35%の三井不動産<8801>(東証プライム)への譲渡、などを発表。通期の業績予想について、「宴会需要が伸び悩んで..

NO IMAGE

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズは反発、生体内に極微量しか存在しない特殊なアミノ酸の新たな解析手法を開発

■医療から食品・化粧品分野に新たな価値を提供 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>(東証グロース)は27日、36円高(5.06%高)の748円まで上げて、3日ぶりに急反発している。同社は26日、水溶性代謝物の中でも重要なアミノ酸19種類に着目し、それぞれの鏡像異性体(キラル分子)を解析する新たな“キラル分析”手法の開発を行い、サービスの提供を開始したと発表。 同社は、大阪公立大学との共同研究により、優れた鏡像異性体識別能をもつ誘導体化試薬(特許出願中)の開発に..

NO IMAGE

朝日ラバーは上値試す、24年3月期減益予想だが上振れ余地

 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は自動車内装LED照明光源カラーキャップを主力として、医療・ライフサイエンスや通信分野の事業拡大も推進している。2030年を見据えた長期ビジョンでは、SDGs・ESG経営を意識して経営基盤強化を目指している。24年3月期は減益予想(8月8日付で当期純利益を上方修正)としている。上期は半導体不足による自動車関連の受注調整の影響が継続するが、下期は回復基調として下期偏重の計画としており、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業..

NO IMAGE

シナネンホールディングスは上値試す、24年3月期大幅増益予想

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は脱炭素社会の実現に貢献する総合エネルギー・ライフクリエイト企業グループの持株会社である。第3次中期経営計画では成長戦略として事業ポートフォリオ変革や資本効率改善などを掲げている。9月26日には全国のミライフで、クレジット購入によってCO2排出量を実質ゼロとする「ミライフカーボンニュートラルLPガス」の販売を開始した。24年3月期は大幅増益予想としている。電力事業の価格改定効果によって下期に大幅な収益回復を見込んでいる。積..