2023年09月一覧

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巴工業は6月の高値に接近、23年10月期営業・経常増益予想、さらに上振れ余地

 巴工業<6309>(東証プライム)は遠心分離機械などの機械製造販売事業、合成樹脂などの化学工業製品販売事業を展開している。成長に向けた重点施策として海外事業拡大、収益性向上、SDGsや脱炭素、迅速な意思決定と効率的な営業活動に繋がるDX、資本効率改善、持続的成長に資する投資、社員一人一人が活躍できる職場環境作りに取り組んでいる。なお9月26日~27日に開催される九州エネルギー技術革新EXPO2023に出展する。23年10月期は営業・経常増益予想としている。化学工業製品販売事..

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シナネンホールディングスは上値試す、24年3月期大幅増益予想

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は脱炭素社会の実現に貢献する総合エネルギー・ライフクリエイト企業グループの持株会社である。第3次中期経営計画では成長戦略として事業ポートフォリオ変革や資本効率改善などを掲げている。24年3月期は大幅増益予想としている。第1四半期は電力事業において調達価格と販売価格が逆転する「逆ザヤ」が発生したが、期初より進めている電力事業の価格改定効果により、下期に大幅な収益回復を見込んでいる。積極的な事業展開により、通期ベースでは収益拡..

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テンポイノベーションは3月の高値に接近、24年3月期増収増益予想で収益拡大基調

 テンポイノベーション<3484>(東証プライム)は、飲食業の小規模事業者を中心とする出店希望者向けに居抜き店舗を転貸借する店舗転貸借事業を主力としている。転貸借物件数の増加に伴って賃料収益を積み上げるストック型ビジネスであり、旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に対応して積極的な仕入を継続している。24年3月期は増収増益予想としている。第1四半期は先行投資で減益だったが、売上面は転貸借物件数が増加して2桁増収と順調だった。第2四半期以降もストック収益が順調に積み上がる見込..

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クリーク・アンド・リバー社は戻り試す、24年2月期2桁営業・経常増益予想で収益拡大基調

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は、クリエイティブ分野を中心にプロフェッショナル・エージェンシー事業、プロデュース事業、ライツマネジメント事業を展開し、プロフェッショナル50分野構想を掲げて事業領域拡大戦略を加速している。24年2月期は日本クリエイティブ分野や医療分野を中心に各事業分野が好調に推移し、成長に向けた新規事業投資を吸収して2桁営業・経常増益予想としている。第1四半期は人件費・研修費やDXなど戦略投資の影響で減益だったが、積極的な事業展開で収..

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INPEXが高値を更新、NY原油85ドル乗せと自社株買いを好感

■自社株買いの上限は発行株数の6.12%のため期待大 INPEX<1605>(東証プライム)は9月4日、一段高で始まり、取引開始後は2149.5円(48.5円高)まで上げて約4週間ぶりに高値を更新し、2008年以来の水準に進んでいる。NY原油相場が指標となる先物で前週末にかけて1バレル85ドル台に乗り、2022年11月以来の高値に進んだことや、8月から12月まで実施中の自社株買いが好感されている。石油資源開発<1662>(東証プライム)、出光興産<5019>(東証プライム)な..

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日経平均は86円高で始まる、6日続伸基調、前週末のNY株はダウ115ドル高と反発、週明け4日は休場

 9月4日(木)朝の東京株式市場は、日経平均が6日続伸基調の86円70銭高(3万2710円62銭)で始まった。円は1ドル146円台に戻り円安となっている。 前週末のNY株式はダウが115.80ドル高(3万4837.71ドル)と反発しNASDAQ総合指数は小幅だが6日ぶりに反落。半導体株指数SOXは6日続伸。雇用統計の発表を受けてダウとS&P500種が上げに転じた。米国4日はレーバーデーで休場になる。 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は3万2760円となり、東..