「2023年08月」一覧
富士通は世界初となる5G無線子局用ミリ波チップで最大4ビームの多重技術を開発
■10Gbps以上の高速かつ大容量通信と消費電力30%削減を実現 NEDOの「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発(委託)」で富士通<6702>(東証プライム)は28日、第5世代移動通信(5G)基地局の無線子局(RU)において、一つのミリ波チップで最大4ビームを多重できる技術を開発したと発表。マルチビーム多重(偏波多重を除く)に対応した5G向けミリ波チップの開発は、世界で初めてとなる。※マルチビーム多重(偏波多重を除く)に対応した5..
スパイダープラス、建設DXサービス「SPIDERPLUS」が関電工の測定記録支援システム「BLuE」の連携先として採用
スパイダープラス<4192>(東証グロース)は28日、建設DXサービス「SPIDERPLUS」が、電気設備工事業界大手である株式会社関電工が開発した測定記録支援システム「BLuE」とのサービス連携先に採用され、実装に向けて開発に着手したと発表。 同取り組みにより、SPIDERPLUSで連携できる測定器が大幅に増加し、さらに効率的な検査の実施が可能となる。これにより建設現場における一層の生産性向上と、SPIDERPLUSの利用拡大を見込んでいる。 SPIDERPLUSでは、B..
メタリアルの子会社がひまわり福祉会で「どこでもドア」の活用開始、保育士採用強化に園見学VRツアー
■保育士採用強化にメタバース活用 メタリアル<6182>(東証グロース)の子会社でリアリティ・メタバースプラットフォーム「どこでもドア」の企画・開発・販売を行なうMATRIXは28日、社会福祉法人ひまわり福祉会が運営する保育施設での保育士採用強化に「どこでもドア」の活用が開始されたと発表。人材採用強化を目的とした活用は今回が初めてとなる。 日本全国で保育士不足が喫緊の課題となる中、どこの施設でも保育士の人材確保に苦戦している状況はこの数年、全く変わっていない。ようやく採用した..
住友化学が超微粒アルミナ(NXAシリーズ)を世界初製品化、新たな市場の創出に挑む
■無機材料のイノベーションで新たな市場の創出へ 住友化学<4005>(東証プライム)は28日、世界に先駆けて超微粒αアルミナの量産技術の開発に成功し、愛媛工場(愛媛県新居浜市)に新設した製造設備で、本年9月から量産を開始すると発表。無機材料の技術イノベーションの成果として、ICT・省エネルギーやライフサイエンス領域などにおける新たな市場の創出を、顧客とともに加速していく。2025年度には、高純度アルミナ事業の売上高を23年度比3割増にすることを目指していく。 アルミナは水酸化..